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ケイテック 林圭一さん逝去 早すぎる別れに悲しみの声

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ケイテック 林圭一さん逝去 早すぎる別れに悲しみの声

バスフィッシングの本場アメリカでも認められた「Swing Impact(スイングインパクト)」などを手掛けた株式会社KEITECH(ケイテック)の代表を務める林圭一さんが、2016年2月27日にお亡くなりになりました。

56歳というあまりにも早すぎる突然の訃報に、バスフィッシングに関わる多くの人達から驚きと悲しみの声が上がっています。

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林圭一さんの経歴、ケイテックの歩み

日本のバスフィッシングの黎明期から活躍、貢献してきた林圭一さん。教授の愛称で親しまれ、緻密に計算された戦略と丁寧な物作りは日本だけでなく、アメリカでも高い評価を受けていました。トーナメントを制したフリッピングやボックスに整然と並べられたワームなどに影響を受けた人も少なくないでしょう。

そんな林圭一さんは1959年生まれ、東京都出身。子供の頃から様々な釣りを経験し、日本大学入学と同時にバスフィッシングに傾倒。

大学卒業後は株式会社ティムコに入社。

★ティムコの歴史紹介★今から30年以上前、ティムコランカーズが結成。そのころ一般の方に配布されていたファイル。当時メンバーに配布されていた冊子をはさむためのバインダーです。かなりレアなアイテムです。

Posted by Tiemco Bass Fishing JP / ティムコ バスフィッシング on 2016年2月16日

 
社員として働きながらティムコランカーズのメンバーとしてトーナメントで活躍。また、一般アングラーとも手紙を通じて、現場に出向いて、テクニックを教示するなど、日本のバスフィッシングの裾野の拡大、アングラーの育成にも貢献。

1995年に株式会社ティムコを退社。

翌1996年、株式会社ケイテックを設立し、カスタムリーチ、カスタムトレーラー、リトルスパイダ-などを送り出し、好調なスタートを切ります。

2002~3年頃には日本の自然環境を考えた「生分解ワーム」の開発に着手。1年以上の歳月を経て「BIO-MIX(バイオミックス)」シリーズを世に送り出します。しかし、林圭一さんの環境に配慮した崇高な想いだけでは消費者に受け入れられず、バイオミックスシリーズは廃盤。会社も一時不振に陥ることになります。

ただ、林圭一さん自身はこのときの失敗を好意的に受け止めており、生分解ワームに挑んだからこそ、後の樹脂タングステン素材のジグヘッドやラバージグ、ワームの開発に繋がったのだと語っています。

人生は七転び八起き。このときの失敗をバネに、モノづくりを楽しみながらケイテック製品を手掛けていった結果、近年、日本だけでなく、むしろ日本よりもアメリカでの評価の高まりを受け、業績を伸ばし、バスフィッシングブームに牽引された最盛期を超える業績を記録。

まさにこれから……という時期でした。

林圭一さんは闘病していた


林圭一さんは2年もの間、病気と闘っていたそうです。

しかし、毎週金曜日に更新されていた林圭一さんの言葉が聞けるケイテック公式サイトの「林圭一の週刊コラム」では、病を悟らせるような言葉、悲観したような言葉はなかったように思います。いつも、いつも、林圭一さんらしい語り口で、ルアーに対する想いが綴られていました。

ただ、更新のストップを宣言した2016年1月8日更新分は意味深であったと思います。今考えると。

しかし、まさか……。

悲しみの声、続々

ケイテックの代表 林圭一君が昨日 亡くなりました 林のケイボーという感じのデビューの近いとても良い奴でした ティムコにいた時はウチの店の担当で クラップシューターなどを一緒に仕掛けたり ウチが輸入していたポークやモジョワームをティムコと分け...

Posted by 村田 基 on 2016年2月27日

 

昨晩遅くにケイテックの林圭一さんが亡くなった事を知りました。この業界に入って間も無い頃に、よく色んな話しを聞かせてくれ、遊んでくれた大先輩です。タックルボックスの開け閉めの音にも煩かった林さん。ボックスの中のワームがグチャグチャになる...

Posted by 塚本 謙太郎 on 2016年2月27日

 

深江真一 オフィシャルブログ "LIFE IS GOOD"|訃報

エドモンのブログ|再会と別れ。

IKE-Pの釣れづれ日記:プロフェッサーへの追悼

ブラっと寄り道釣り日記|・・・

サワムラ式 沢村 幸弘オフィシャルブログ|日本のバスフィッシングシーンを支えた男

河辺裕和きまぐれblog|故 林 圭一 君へ

菊元俊文.jp| 林圭一氏のご冥福をお祈りします。

DESIGNER | DUO - 林圭一氏

杉戸繁伸船長blog|ご冥福をお祈りいたします

一昨日、訃報を知らせるツイートを見てからも信じられない気持ちでした。しかし、こうして業界関係者の皆さんの反応を見て、本当だったのかと……。でも未だ信じられない気持ちでいます……。

心からご冥福をお祈りいたします。

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