ダイワスピニングリールのフラッグシップモデルとなるイグジストに次ぐ軽量スピニングリールにして、コスパの高さとシルバーを基調としたデザインから特に高い人気を誇る「LUVIAS(ルビアス)」。
期待の最新機種として12ルビアスが登場して3年、早くもフルモデルチェンジを果たした「15ルビアス」が新登場です!
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ダイワ「15ルビアス」がフルモデルチェンジして新登場!
12イグジストが3年でモデルチェンジを果たして15イグジストとなったように、12ルビアスも予想通り3年目となる2015年にフルモデルチェンジ!
「15ルビアス」として登場です!これは格好良すぎる!
ダイワもかなり攻めてきましたねー。2015年は15イグジストと15ソルティガというダイワスピニングリールを代表する2つのリールを発売したにも関わらず、15エメラルダス AIRと15ルビアスを投入してくるなんて!
なんともうれしい誤算です!
そんな期待大の「15ルビアス」は、前モデル同様に先に発表、発売となるエギング専用スピニングリール「15エメラルダス AIR」のベース機ではないかと思います。
ということは――
15ルビアスと15エメラルダス AIRの差はどこにあるのか?
15エメラルダス AIRのベース機となったであろう15ルビアス。両リールには1万5千円以上の価格差があります。
ではどこにそれだけの差があるのか?価格差からスペックを確認していきましょう。
15ルビアスにはマグシールドボールベアリングが採用され
15エメラルダス AIRにはドライブギア両端にダイワが誇る革新的技術マグシールドボールベアリング――マグシールド化したボールベアリング――が採用されていました。
しかし、価格差から考えると15ルビアスにはマグシールドBBは採用されないのではないかと思います。
ただ、15ルビアスは12ルビアスからボールベアリングの個数が1つ増えています。ではこの1つプラスされたボールベアリングがマグシールドBBではないならばどこに採用されたのか?
ルビアスはベアリングではなくカラーが採用されている箇所がいくつかあるため、ベアリングを追加しようと思えば追加できる候補がいくつかあります。
個人的には恐らくマグシールド化されているであろうラインローラー部が1BBから2BBになったのではないかと考えます。
なぜなら15ルビアスのエギングチューンモデルであろう15エメラルダス AIRもモデルチェンジによって、ラインローラー部がマグシールド化され、ボールベアリングが1つ追加されたからです。
しかし、15ルビアスは15エメラルダス AIRとは異なり、マグシールドはラインローラー部には採用されませんでした。これはある意味朗報と言えるかもしれません。
またボールベアリングはラインローラー部ではなくメインシャフト部に追加となったようです。そのためラインローラー部を2BB仕様にするためには前モデル同様に自分でベアリングを追加する必要があります。
15ルビアスはATD
15ルビアスのドラグシステムはUTD(アルティメットトーナメントドラグ)から、ATD(オートマチックドラグ)になっています。
これは15イグジストを始めとしたダイワの2015年新作スピニングリールに標準採用となった新しい?ドラグシステムです。更に15イグジスト同様にスプールのガタつきを抑え、ATDの性能を100%発揮できる仕様になっているようです。
ZAIONボディ&エアローター
ルビアスといえば軽量なスピニングリールですから、もちろんボディは12ルビアスと同じダイワが誇る軽量かつ高剛性を謳うZAIONボディ。
ということで気になるのがエアローターです。12ルビアスのエアローターは強化プラスチック製でしたが、15ルビアスではイグジストやセルテートなどの上位機種と同じZAION製になってたりしないかなーと期待しているわけです。
しかし、定価5万円ほどの15エメラルダス AIRのエアローターの説明欄にZAIONの表記が見当たりませんから、15ルビアスのエアローターも残念ながら強化プラスチックのままかもしれません……。
残念ながら15ルビアスはザイオン製のエアローターではなかったようです。ただし、12ルビアスのと同じS4ではなくDS5エアローターになっています。
15ルビアスはエアスプール
軽さが大きな特徴の1つと言えるルビアスシリーズ。その最新作となる15ルビアスのスプールも12ルビアス同様に軽量なエアスプールを採用しています。
またラインと接触することとなるスプールリングにもスプール同様にメタルコーディングが施され、更にチタンイオンプレーティング処理なるものが採用されており、簡単には傷が付かないようになっているようです。
とはいえ、コンクリートの上などに乱暴に置いてしまうと……。
15ルビアスのラインナップ
さて気になる15ルビアスのラインナップ。15イグジストや14イグニス タイプRから新採用された番手への変更、追加があるのかが気になるところです。
しかし、一部判明している番手から想像するに、1025や2003といった番手はなさそうな気がします。なので15エメラルダス AIRに採用された2508(H)を除いた従来とほぼ同じラインナップになるのではないでしょうか。
<追記>
15ルビアスのファーストラインナップは12ルビアスから2機種増えた10機種。
1003
2004 / 2004H
2506 / 2506H / 2508PE-H / 2508PE-DH / 2510PE-H
3012 / 3012H
12ルビアスのラインナップにはなかった2508PE-H、2508PE-DHの2機種が新たに採用されています。
15ルビアスのスペック・価格・発売日
前モデルから5gの軽量化を実現した15エメラルダス AIRの自重同様に、15ルビアスの自重もまた前モデルから5g軽量になっています。
実売価格は2万円台前半~後半あたりでしょうか。
発売時期は2015年9月を予定しているようです。
個人的に
個人的に15エメラルダス AIRには食指は動かなかったんですが、15ルビアスは欲しくなってしまいました!イグジストライクなデザイン・カラーが凄く格好いい!
それでいて実売価格は2万円台前半~。これはかなりヤバイですね!
チヌゲーム用とかの汎用スピニングリールとして1台欲しい!もしくはエギング用に1台……と言いたいとこなんですが、エギング用の番手である2508はノーマルギアを選ぶとダブルハンドルになり、シングルハンドルを選ぶとハイギアになっちゃうんですよね。
ノーマルギアのシングルハンドルを選びたいところですが、ラインナップにありませんから、買うならノーマルギア+ダブルハンドルの2508かなぁ。
とはいえ、エギングで使うとなると耐久性が気になるところですが。発売が楽しみです!