シマノ×ジャッカル第3のロッドシリーズとして誕生した「POISON ULTIMA(ポイズンアルティマ)」の製品ページが公開となっています。シマノバスロッドのフラッグシップをぜひご覧ください。
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ポイズンアルティマ
シマノが誇るソリッドティップ”タフテック”にハイパワーXを採用したハイパワーXティップやアルティメットブランクスデザインなど初採用となる新技術を投入してきたポイズンアルティマ。
レングスやパワーに関わらず、ファーストラインナップとなる3機種全て76,000円という強気な価格設定となっています。これは高額ロッドの代名詞的存在であるEGのカレイドシリーズをも凌ぐ価格設定です。2014年4月からの消費税8%を加えると8万円オーバーとなります。そんな価格設定でも救いなのはシマノ製品の割引率が高いこと。実売価格だと5万円台後半~でしょうかね。あと免責金額もかなり安いです。
162L-S
こちらはシマノのベイトロッド初のソリッドティップ搭載モデル。小野俊郎さんがこだわった軽さと究極の感度を備えたベイトフィネスロッドになっているそうです。6フィート2インチというレングスは感度を求めた結果だそうですが、ソリッドティップと相まって操作性はかなり良さそうです。
170M
2013年に登場したばかりのグロリアス170Mと同じ番手となるアルティマ170M。自重はグロリアスの170Mと比べて15g軽くなっています。ただ、番手こそ同じながら方向性の異なるロッドなんだそうです。定番のグラス素材のものや低弾性カーボンを使ったクランキングロッドではなく、あえてベリーからバットまで高弾性カーボンを採用した新しいクランキングロッドとなっています。それによりティップには粘りのあるノリのいいグラス素材を採用しながらもPEラインを使用しているかのような感度を手に入れたそうです。
ストラクチャーを舐めるようにトレースすることができ、ショートバイトも拾えるノリの良さを持ち、それでいて感度もいいなんて夢のようなクランキングロッドですね。
172H
評判の良かったグロリアスの172Hはイヨケンこと伊豫部健さんプロデュースでしたが、アルティマは山木一人さんプロデュースでしょうか。曲がりシミュレーション比較を見るとグロリアス、アドレナの172Hとは性格の違ったロッドになっているのかなという気がします。
アルティマの172Hは、グロリアスの172Hから約30gも軽量化されています。山木さん曰く6フィート6インチクラスのロッドと持ち替えても違和感なく扱えるそうです。キャスト性能も高く、また軽いだけじゃなくカバーから引きずりだすパワーも備えているようです。
しかし、カーボンモノコックグリップを採用したこと、7'2"というレングスから先重りは大丈夫なのかなと気になります。フィッシングショーで実際に触られた方いらっしゃいましたら教えてくれるとうれしいです。
スペック
製品名 | 全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 先径/元径 | ルアー | ライン | グリップ長 | C含有率 |
162L-S | 1.88m | 1 | - | 85g | 1.0/9.8mm | 1/8-3/8oz | 6-12lb | 214mm | 99.9% |
170M | 2.13m | 2 | 183.3cm | 105g | 1.7/12.9mm | 1/4-3/4oz | 8-16lb | 253mm | 89.4% |
172H | 2.18m | 2 | 188.3cm | 120g | 2.1/12.9mm | 7/16-1・1/2oz | 12-25lb | 253mm | 99.6% |