最強って言葉の字面、響きってどうしてこんなにもサイキョウなんでしょうか。俳優の西島秀俊さんもCMで「俺は史上最強という言葉に弱い……」なんて言ってしまうくらい、最強って言葉には不思議な力がありますよね。
今回は”最強”と称されるロマン溢れる淡水魚「パプアンバス」に、ボンバダテルさん、水口謙二さん達が挑んだ動画を紹介します。
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パプアンバス in インドネシア
釣りの舞台はパプアニューギニア……ではなく、1万を超える島々で構成されるインドネシアです。ちなみにインドネシアといえばあのマニー・パッキャオを戦慄のKOで破ったファン・マヌエル・マルケスにも勝利したことがあるボクシングの名王者クリス・ジョンの出身国でもあります。
動画
第1波はこちらから:http://youtu.be/qOvZ4ml8cTk
この動画はただパプアンバスを釣る、ということだけがクローズアップされているわけではありません。もちろんロッドが絞り込まれる実釣シーンは必見ですが。
日本からインドネシアの現地までの平坦ではない道のり、旅が人生が終了となってしまうような想定内・想定外のトラブル、文化の違い、ご飯、犬、といった海外釣行だからこそ?のリアルな姿がここにあります。
パプアンバスとは?
パプアンバスは、バスとは言ってもスズキ目サンフィッシュ科のブラックバス(ラージマウスバス)とは異なり、スズキ目フエダイ科の魚の一種です。
名前から何となく想像が付くとおりパプアニューギアに生息することで知られる魚で、大きいものでは体長1m、重さ20kgを超えるようなサイズにもなるそうです。
そしてなんといってもその魅力は動画でも語られるように淡水魚最強のパワーを持った魚――淡水魚界のパウンドフォーパウンドであることです。
日本の西表島でも生息が確認されており、ウラウチフエダイという和名もあります。しかし、日本のパプアンバスは環境省が公表しているレッドリストに絶滅危惧IA類として掲載されている希少種となります。
参考:ウラウチフエダイ
イカ○たメンバーを紹介するぜ!
動画を盛り上げてくれるイカ○たメンバーを紹介します。
ロッド
はるばる日本から共に渡ってきた信頼できる相棒――ツララ「アベントゥーラ59」&「ピメンタ55」他。
船
スターウォーズのスターファイターっぽくてカッコイイと脳内変換されていたけど、記事を書く際にもう1回見直してみたら全然そんなことはなかった船。
もちろんスターファイターのようにスピードが出ることはないし、R2-D2も乗っていない。酔っ払いは乗ってる。
玉網
玉の柄やシャフトと呼ばれる持ち手の部分にウリン(ボルネオアイアンウッド)を使ったガイドさんお手製の玉網。
アインアンウッド(鉄木)と呼ばれるウリンは非常に硬く重く耐久性に優れ、鉄にも勝る?木材なんだそうです。
しかし、第2波の釣行シーンには登場しておらず、第3波以降の登場が期待されます。
犬
ダークサイドに堕ちたシスの暗黒犬。ライトセーバー(尻尾)をテルさんの足めがけて何度も振るうカワイイやつ。
犬との間には国籍の違いも言語の違いも関係ない。ちなみに私は犬派です。
ご飯
旅先の楽しみの1つであり、癒やしでもあるご飯!動画には食事シーンが何度も出てくるうれしい作り。この画像の料理は見た目は全然辛そうに見えないのにとても辛いそうです。
一口にインドネシア料理といっても、前述したようにインドネシアは1万を超える島々と多様な民族で構成される国なので、地域によって様々な料理が存在し、辛いものもあれば辛くないものもあるそうです。
辛い物を口にすると滝のように汗を噴出させ、街一つを水の底に沈めた経験があ私も安心です。
右手
インドネシアでは手食文化――食事の際に手を使う――があり、郷に入れば郷に従えとばかりに右手で食べるテルさん。
左手は不浄の手と呼ばれ、食事はもちろん握手の際にも使用しないほうがいいそうです。
ではインドネシアの左利きの人達はどうしているんでしょうね。かつての日本のように右利きに矯正されていたりするんでしょうか?
とはいえスプーンやフォークも普通に使うそうです。
インドネシアの怒れる男
ギルティ?ノットギルティ?ギルティ!WRYYYYYYYYYYーーーーーーー
今回の動画で遭遇していたトラブルの1つ。
(画像はイメージです)
まとめ
現在公開されているのは第1波、第2波まで。起承転結でいえば起、序破急でいえば序、物語の導入部~です、たぶん。
序盤といっても日本にいては体験できないようなシーンばかりで飽きることはありません。またいい意味でゆるい感じもあり、雰囲気の良い動画です。
自分もパプアンバスが釣ってみたい!という人、海外釣行に興味がある人にとって参考になるのではないでしょうか?
水口さんが書かれた「インドネシア パプアンバス 冒険と人生。 | Hook UP」を併せて読むと、動画では触れられていないこともあり、より楽しめるのではないかと思います。しかし、ネタバレになるので注意が必要です。