今回は青木大介プロが代表を務める新進気鋭のメーカーDSTYLE(ディスタイル)から、2017年新発売となる期待のチャターベイト「D-BALDE(ディーブレード)」を、青木大介プロ自身による実釣解説動画と共に紹介します。
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ディスタイル「D-BLADE(ディーブレード)」
青木大介プロの拘りが詰まったディスタイル初のチャターベイト(ブレーデッドジグ)「Dブレード」。
チャターベイトブームの火付け役となった奇跡のチャター――イマカツ「モグラモスチャター」のような千鳥アクションを目指したものではなく、後発のチャターベイトに多い直進安定性と超ハイピッチアクション、障害物回避性能を追求したチャターベイトです。
ウエイト・重さは2g刻みの8g、10g、12gの3サイズ。いずれ、5gや21gといった軽いもの、重いものも登場するかもしれません。
それでは、Dブレードの特徴を見ていきましょう。
ラウンド形状の小型ブレード
DブレードをDブレードたらしめているパーツであり、Dブレードの命とも言える「チャターブレード」。日本の多くのチャターベイトに見られる六角形のブレードではなく、特徴的な形状――丸みを帯びた形状かつ少し小さなサイズのオリジナルブレード(厚さ0.3mmのステンレス製)を採用しています。
Dブレードはあえて可動域も狭めたというこの小型ブレードなどによって、青木大介プロが求めた「より速く、よりハイピッチに、より細かく」という千鳥アクションを挟まないタイトなハイピッチアクションを実現。
更にオリジナルブレードの可動域を狭めた結果、ブレードとフロントアームがサウンドを奏でると共に、チャターベイトを使っていると遭遇する「着水後にブレードがロックされて動かなくなる」という現象を抑制してくれるそうです。
また、Dブレードはボアレスの「モザイクチャター」を彷彿とさせるようなヘッド部からニョキッと伸びたフロントアームの採用によって、低重心化され、オリジナルブレードなどと共に超スローリトリーブから超ファストリトリーブにまで対応できる安定したスイミング性能とレンジキープ力に寄与しているのかもしれません。
なんとなく、このあえて小さなブレードをセッティングし、立ち上がりの良さと千鳥アクションを抑えたタイトなハイピッチアクションを求めたというのは、2014年のJB TOP50第2戦 北浦戦を逆転で制した片岡壮士プロが使っていたジャッカル「ブレイクブレード(チューン済み)」を思い起こさせますね。
ちなみに、片岡壮士プロが独自のチューンを施し、ウイニングルアーとなったチューンドブレイクブレードは、後に「ブレイクブレード ウイニングスペック」としてジャッカルからリリースとなっています。
DSTYLE「Dブレード」は3D特殊ガード&フロントアームで障害物回避性能を向上
ラウンド形状のオリジナルブレードと共に、Dブレードの大きな特徴となるのが「3D特殊ガード」とヘッド部からニョキッと伸びた「フロントアーム」です。
ヘッド部前方から後方へ伸びる1対の細いワイヤー(形状記憶合金)のような3D特殊ガードは、ラバージグのブラシガードに比べると細くて少し頼りなく見えますが、スイミング性能を妨げることなく、フッキングを妨げることもなく、フロントアームと共に障害物からDブレードを守り、フックが剥き出しのチャターベイトでは躊躇してしまうようなカバーでも使えるチャターベイトとなっているそうです。もちろん、限度がありますが。
もしかしたら、従来のチャターベイトでは獲れなかった魚が獲れるチャターベイトになる、かもしれません。
それでは、Dブレードの水中アクション、使い方・特徴を青木大介プロが解説してくれる動画を見てみましょう。
DSTYLE「Dブレード(ディーブレード)」の使い方・特徴を青木大介プロが実釣解説
Dブレードの生みの親である青木大介プロが、使い方や特徴を水中アクションを交えながら解説してくれる動画です。
DSTYLE「Dブレード」のカラー
DSTYLE「Dブレード」のファーストカラーラインナップは、シンプルなカラーネームが並ぶ8色。
- ワカサギ
- ブラウンシャッド
- ブラックブルーバック
- ギル
- アユ
- パールブラック
- チャート
- キンクロ
個人的にはブラックブルーバック、アユ、パールブラックあたりから選びたいですね。
DSTYLE「Dブレード」のスペック・発売日
製品名 | D-BLADE(ディーブレード) |
ウエイト | 8g / 10g / 12g |
入数 | 1 |
価格 | 1,180円 |
DSTYLE「Dブレード」の発売日は2017年3月を予定。既に入荷し始めているショップもあるようです。
チャターベイトの新たな選択肢として「Dブレード」を検討してはいかがでしょうか?