リールの進化、ベイトフィネスの誕生によって、スピニングタックルでなければ快適に扱えなかったようなルアーが、ベイトタックルで快適に扱えるようになってきた昨今。
様々なルアーフィッシングの中でも、特に軽量なルアーを扱うこととなるアジング・メバリングなどのソルトウォーターライトゲームの世界にも、ベイトフィネスタックルが少しずつ浸透してきています。
今回はそんなSWベイトフィネスにぜひ使いたいロッド――DAIWA(ダイワ)のSWライトゲーム用ブランド「月下美人」シリーズから、2016年待望の発売を迎えるベイトフィネス対応ロッド「月下美人MX B69UL-S・K」、「月下美人MX B72L・K」の2機種を紹介します。
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ダイワ 月下美人MX初のベイトロッド「B69UL-S・K/B72L・K」
月下美人ブランドのロゴマークに描かれた真っ赤な月のように、真っ赤なリールシートが目を引くメバリング専用ロッド「月下美人MX」シリーズ。
そんな月下美人MXシリーズに2016年新たに加わった「B69UL-S・K」と「B72L・K」の2機種は、月下美人シリーズ初のベイトロッドにして、ベイトフィネス対応ロッドとなります。
月下美人MXのベイトロッド2機種は、スピニングロッド同様に、ブランクスにレジン量を減らし、軽さと感度を向上させる高密度HVFカーボンとネジレを抑制してパワーロスを防ぎ、キャスト性能・操作性・パワーなどを向上させるX45が採用されています。
ガイドは、穂先部がチタンフレームガイド+SiCリング、それ以外がステンレスフレーム+SiCリングの組み合わせ。
自重は「B69UL-S・K」が86g、「B72L・K」が93gと軽量に仕上がっています。
月下美人MX「B69UL-S・K」
月下美人MX「B69UL-S・K」はダイワが誇る感度・強度に優れたカーボンソリッド「メガトップ」を採用したUL(ウルトラライト)パワーのベイトロッドです。
そのため、手元で変化を感じ取る手感度だけでなく、目でもバイトや変化を捉えることができる目感度にも優れており、ショートバイトをも逃さない、ショートバイトをも乗せることができるロッドになっているようです。
また、ライトゲームで多用する軽量なルアーでも、ウエイトをしっかりと載せてキャストすることができ、繊細に操ることができるモデルではないかと思われます。
更に、月下美人MX「B69UL-S・K」は繊細さを持ちながらも、尺メバルと呼ばれるような大型のメバルともやりあえるパワーも備えたロッドです。
月下美人MX「B72L・K」
月下美人MX「B72L・K」はソリッドの「B69UL-S・K」とは異なるチューブラーのL(ライト)パワーのベイトロッドです。
チューブラーならではの優れた感度を備えた月下美人MX「B72L・K」は、「B69UL-S・K」よりも重いルアー・リグを扱うことができるロッドになっており、ライトゲームの基本となるジグヘッドだけでなく、月下美人シリーズにラインナップされているプラグやメタルジグなども軽快に操ることができる操作性と汎用性に優れたモデルだと思われます。
月下美人MX「B69UL-S・K/B72L・K」のスペック・発売日
製品名 | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー(g) | ライン(lb) | PEライン(号) | 価格(円) |
B69UL-S・K | 2.06 | 2 | 106 | 86 | 1.0/8.9 | 3-10 | 3-10 | 0.2-0.6 | 29,500 |
B72L・K | 2.18 | 2 | 112 | 93 | 1.3/9.4 | 3-14 | 3-12 | 0.2-0.8 | 30,000 |
月下美人MX「B69UL-S・K / B72L・K」の発売日は2016年7月頃を予定しているようです。
SWベイトフィネスに挑戦してみようと思っている方など、月下美人MX「B69UL-S・K / B72L・K」でベイトフィネス生活をスタートさせてはいかがでしょうか?