シマノとジャッカルの業務提携が発表されてから3年半。その間にクロスオーバーレボリューションとして”ポイズングロリアス”、”ポイズンアドレナ”シリーズがリリース。そして2014年、シマノ×ジャッカル第3弾としてシマノバスロッドのフラッグシップとなる「POISON ULTIMA(ポイズンアルティマ)」が発売となります。
シマノ「ポイズンアルティマ」製品ページ公開!強気の価格設定!
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ポイズンアルティマ
ポイズンアルティマのファーストラインナップは3機種(162L-S・170M・172H)。3機種とも自重が驚くほど軽いです。ポイズングロリアスの170Mが120gに対し、ポイズンアルティマの170Mが105g。172Hはグロリアス版が150gなのに対し、アルティマ版が120gと30gも軽くなっています。これは両ロッドがセミマイクロガイドを採用したこと、カーボンモノコックグリップを採用したこと、そして軽さ、感度、パワー、強度を併せ持ったブランクスを実現したアルティメットブランクスデザイン構造なる新技術を採用したことが要因かと思います。ちなみにグロリアスの172Hの先径/元径が1.9/15.0mmだったのに対し、アルティマの172Hは2.1/12.9mmとなっています。
デザインはグロリアスのフォアグリップにアドレナのリアグリップ(カーボンモノコックグリップ)を取り付けたような感じです。
162L-S
ベイトフィネス用ロッドとなる162L-Sはシマノ初のソリッドティップ搭載ベイトキャスティングロッドです。搭載されるソリッドティップは今までのソリッドティップとは違い、張りのある高強度カーボンソリッド”タフテック”に極細カーボンテープで強化した”ハイパワーXティップ”となります。そしてトップガイドには次世代ガイドであるトルザイトリングを採用しています。
170M
クランキングロッドである170Mはグロリアス版と同じくグラスコンポジットのグリップ内ジョイントです。ティップには粘りのあるグラス素材を、ベリーからバットには高弾性カーボン素材を採用しているそうです。
172H
172Hは恐らくガチガチのジグ・テキサスロッドではなく、マイルドなティップとパワーのあるバットを持ったロッドなのではないかと思います。ジグ・テキサス、スピナーベイト、フロッグなどが扱いやすいロッドのようです。ビッグベイトやスイムベイトなどにも良さそうです。こちらもグリップ内ジョイントです。
発売は2014年4月を予定。価格は現時点では未定ですが、グロリアスが5万円台前半から後半ということを考えれば6万円~になるのではないでしょうか。
スペック
製品名 | 全長 | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | 先径/元径 | ルアー | ライン | グリップ長 | C含有率 |
162L-S | 1.88m | 1 | - | 90g | 1.0/9.8mm | 1/8-3/8oz | 6-12lb | 214mm | 99.9% |
170M | 2.13m | 2 | 183.3cm | 105g | 1.7/12.9mm | 1/4-3/4oz | 8-16lb | 253mm | 89.4% |
172H | 2.18m | 2 | 188.3cm | 120g | 2.1/12.9mm | 7/16-1・1/2oz | 12-25lb | 253mm | 99.6% |
自重は予定自重となります。