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17ヴァンキッシュ FWチューン(シマノ)が色々ヤバい!軽さと感度を極めたNEWリール

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今回は管釣りやアジングなどのライトゲームにオススメの軽さと感度を極めたスピニングリール――SHIMANO(シマノ)「Vanquish FW-TUNE(17ヴァンキッシュ FWチューン)」を紹介します。

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シマノ「17ヴァンキッシュ FWチューン」

2012年の初登場以来、軽さと感度が求められるアジング・メバリング、管釣りなどの釣りを始め、様々な釣りを楽しむアングラーから人気を博しているスピニングリール「ヴァンキッシュ」

16ヴァンキッシュはシマノ史上最軽量!?MMギア搭載で高剛性!
2016年にフルモデルチェンジを果たし、NEWマグナムライトローターやマイクロモジュールギア、コアプロテクトなど新たな武器を手に入れ、クイックレスポンスシリーズの頂点に君臨するスピニングリールとしてデビューした「16ヴァンキッシュ」

そんな16ヴァンキッシュをベースに、”FW:フレッシュウォーター(淡水)”用のチューニングを施し、更なる回転の軽さと感度を追求したリールが「17ヴァンキッシュ FWチューン」です。シマノ公式では”トラウト専用チューニングモデル”と謳われています。

17ヴァンキッシュ FWチューンのファーストラインナップは2機種。

  • 17ヴァンキッシュFW 1000S
  • 17ヴァンキッシュFW 1000SHG

※Sはシャロースプール、HGはハイギア

16ヴァンキッシュにはラインナップされていなかった、17ヴァンキッシュ FWチューンだけの特別な番手となります。

それでは、17ヴァンキッシュ FWチューンが、16ヴァンキッシュと何が違うのか?スペックなどを比較しながら見ていきましょう。

軽さと感度を極めたスピニングリール

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17ヴァンキッシュ FWチューンが求めた”軽さ”。それはリール自体の軽さ(自重)ではありません。リール自体の軽さという点でいえば、17ヴァンキッシュ FWチューンは16ヴァンキッシュよりもむしろ重くなっているくらいです。

製品名 17ヴァンキッシュ 16ヴァンキッシュ
1000PGS なし 155g
1000S 160g なし
1000SHG 160g なし

では、17ヴァンキッシュ FWチューンが追求した軽さとは何か?

それは「巻きの軽さ」です。

17ヴァンキッシュ FWチューンは、16ヴァンキッシュ譲りの軽量化されながら剛性は最大約30%もアップし、回転慣性は最大約14%も低減したという左右非対称な新型ローター「NEWマグナムライトローター」に、負荷が掛かった状態でも軽快に巻き上げることができる「X-SHIP」、ノイズの少ない滑らかな巻き心地を実現する「マイクロモジュールギア(HAGANEギア)」とそれらを支えるマグネシウム製の「HAGANEボディ」を採用。

加えて、ローターベアリングにはグリスではなくオイルチューニングを施した「オイルチューンベアリング」を、ハンドルは16ヴァンキッシュの1000番よりも長いCI4+製の軽量「ハンドル」を新採用し、更なる巻き始めの軽さ、巻いているときの軽さ、巻き心地、感度を実現。

製品名 ハンドル長
17ヴァンキッシュ 1000S 45mm
17ヴァンキッシュ 1000SHG 45mm
16ヴァンキッシュ 1000PGS 35mm
16ヴァンキッシュ C2000S 40mm
16ヴァンキッシュ C2000HGS 45mm

更に、17ヴァンキッシュ FWチューンは軽さと感度を追い求めるために、14ステラ以降、シマノのスピニングリールでは当たり前のとなった防水機構「コアプロテクト」を、採用していない可能性もあるかもしれません(シマノ公式サイトの該当ページには、現時点ではコアプロテクトの表記は確認できず)。

超軽量・高感度を実現するために、「全てのリールが過去になる」と豪語する”マグシールド”を、あえて排除したダイワの淡水専用スピニングリール「17スティーズ タイプ1&タイプ2」のように。

しかし、17ヴァンキッシュ FWチューンはそんなFW(フレッシュウォーター)用のチューンが施されたスピニングリールながら、ソルトでの使用も大丈夫なようです。現時点ではシマノ公式サイトの該当ページに”海水OK”の表記はありませんが……。

そのため、トラウト専用チューニングモデルと謳われているものの、自分で適切なメンテナンスを行うことができるアングラーであれば、アジングやメバリング用として強い味方になってくれるスピニングリールになるかもしれません。

<追記>
記事執筆当時、確認できなかったコアプロテクト、海水OKの表記を確認しました。しかしながら、究極の軽さと感度を追い求めた17ヴァンキッシュ FWチューン採用のコアプロテクトはラインローラー部のみとなっているようです。

16ヴァンキッシュとスペックを比較

製品名 17ヴァンキッシュFW 16ヴァンキッシュ
ボディ材質 マグネシウム(※) マグネシウム
ローター材質 CI4+ CI4+
ドライブギア材質 HAGANE HAGANE
マイクロモジュールギア
NEWマグナムライトローター
X-SHIP
コアプロテクト
Gフリーボディ
リジッドサポートドラグ
ラピッドファイアドラグ × ×
海水OK ×

※未確認

17ヴァンキッシュ FWチューンは公式サイトの該当ページにはまだ記載されていませんが、ドラグシステムにドラグノブを左右に少し動かすだけで、大きくドラグ力を変えることができる「ラピッドファイアドラグ」を採用しているという情報も。

<追記>
ラピッドファイアドラグは採用されていませんでした。

価格は16ヴァンキッシュの1000(C2000)番が54,500円であるのに対して、17ヴァンキッシュは1000S/1000SHG共に60,000円と5,500円ほどアップとなっています。

独特のカラーリング

12ヴァンキッシュをベースにしたリミテッドモデルが、オリジナルにはない番手と特別なカラーリングを採用していたように、17ヴァンキッシュ FWチューンも16ヴァンキッシュとは異なる特別なカラーリングを採用しています。

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シルバーカラーのボディとローター、(ダーク)ネイビー×ゴールドのスプールというカラーリングが採用されていた16ヴァンキッシュ。

対して、17ヴァンキッシュ FWチューンはガンメタのボディとローター、そしてスカート部に大胆にゴールドカラーを採用したゴールド×ブラックのスプールというFWチューンだけのカラーリングを採用。

なぜなのか?

ボディとローターまでは完璧。あとは16ヴァンキッシュのスプールを乗せるだけで、もう何も言うことがないくらいの仕上がりのように思えます。しかし、なぜそこをゴールドにしてしまったのか!?シルバーならまだ……12ヴァンキッシュと被ってしまうかもしれませんけど。

いや、まー好みの問題ですし、実物を見たら神々しさに心奪われてしまう可能性もあったりなかったり(笑)

17ヴァンキッシュ FWチューンのスペック・発売日

品番 ギア比 巻上長 自重 最大ドラグ力 フロロ糸巻量 PE糸巻量 ベアリング 価格
1000S 5.1 67cm 160g 3kg 2lb-170m 0.6号-140m 12/1 60,000円
1000SHG 6.1 80cm 160g 3kg 2lb-170m 0.6号-140m 12/1 60,000円

17ヴァンキッシュ FWチューンの発売日は2017年8月~頃を予定しているようです。9月という情報もありますので、8月末~くらいなのかもしれません。

究極の回転の軽さ、感度を求めた17ヴァンキッシュ FWチューンで、エリアフィッシング(管釣り)、アジング・メバリングなどのライトゲームを楽しんではいかがでしょうか?

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