今回はアジングロッド、メバリングロッドとして挑戦的なラインナップを揃えてきた期待のライトゲーム用ロッド――SHIMANO(シマノ)「NEW Soare CI4+(17ソアレCI4+)」と「NEW Soare CI4+ Ajing(17ソアレCI4+ アジング)」を紹介します。
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シマノ新型アジングロッド「17ソアレCI4+ アジング」
2013年以来、4年ぶりに待望のフルモデルチェンジを果たし、挑戦的なロッドとして生まれ変わったシマノのアジングロッド「17ソアレCI4+ アジング」。
昨年フルモデルチェンジを果たしたシマノアジングロッドのフラッグシップモデル「16ソアレエクスチューン アジング」よりも、下位に位置づけされるロッドながら、ソアレエクスチューン・アジングに新採用されたばかりのシマノオリジナルガイド「Xガイド」や「ブリッジライクシート」など目玉技術が採用され、フルモデルチェンジの名にふさわしい変貌を遂げたロッドとなっています。
また、生まれ変わった17ソアレCI4+ アジングは搭載技術だけでなく、ラインナップも非常に挑戦的。
がまかつのライトゲーム用ロッド「宵姫・天」の異様さほどとは言いませんが、こちらも驚きのラインナップです。
ラインナップ「S408UL-S/S604L-S//S608UL-S/S610L-S」
期待のアジングロッド「17ソアレCI4+ アジング」のファーストラインナップは、旧モデルよりも16ソアレエクスチューン アジングよりも1機種多く、微妙に異なる計4機種。
- 17ソアレCI4+ アジング S408UL-S
- 17ソアレCI4+ アジング S604L-S
- 17ソアレCI4+ アジング S608UL-S
- 17ソアレCI4+ アジング S610L-S
個人的にシマノのSWルアーゲーム用ロッドは、フラッグシップモデルに少し尖ったモデル、特殊なモデルがラインナップされ、ミドルクラスのロッドにはスタンダードなラインナップが揃う印象だっただけに驚きのラインナップです。
4機種は共に「ハイレスポンスソリッド」を採用したソリッドティップモデル。
そんな17ソアレCI4+ アジングのラインナップの中で、やはり注目はソアレ史上最も短いレングス――”4フォート8インチ”――が与えられた17ソアレCI4+ アジング「S408UL-S」でしょう。
操作性や感度、取り回しの良さなどに優れ、アジングロッドでは今や当たり前となった5フィード台のショートロッドを凌駕する――”超ショートレングス”のモデルです。もしかしたらソアレシリーズだけじゃなく、市販のアジングロッドの中でも最短レングスのモデルかもしれません。
しかし、そんな短いロッドが本当に必要なのか?
シマノ曰く――
アンダー5フィートのアジングロッドは間違いなく必要である。決してショートレングス化の波に乗っただけの安易なロッドではない。
(中略)
ロッドが短いことでオーバーアクションな操作でもオートマチックに短距離のキレのいいダートが生まれるという事実。これを積極的に利用しない手はない。ショートロッド=近距離戦、だけではなく、もっと自由な発想で使ってこその『S408UL-S』である。
引用:SHIMANO
そうです。
もしかしたら、17ソアレCI4+ アジング「S408UL-S」が今後4フィート台のロッド待望論の口火を切る存在になる、かもしれませんね。まー早すぎた天才で終わるかもしれませんし、17ソアレCI4+ アジング「S408UL-S」とは何だったのか?と言われる存在になるかもしれませんが(笑)
癖のなさそうな残りの3機種――17ソアレCI4+ アジング「S604L-S」はアタリを取って積極的に掛けにいくモデル。釣りの醍醐味が味わえるモデルと言えるかもしれません。
17ソアレCI4+ アジング「S608UL-S」は掛けとその後――バラさないことを考えたモデル。掛けと乗せが楽しめるロッドでしょうかね。
そして、最もレングスの長い17ソアレCI4+ アジング「S610L-S」は、アジングの基本であるジグ単(ジグヘッド単体)を始め、スプリットショットリグ、キャロライナリグといったワームの釣りに加え、プラグにメタルジグまで扱えるという汎用性に優れたモデルです。
17ソアレCI4+ アジングのスペック・発売日
品番 | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー(g) | ライン(lb) | PEライン(号) | 価格(円) |
S408UL-S | 1.42 | 2 | 73.8 | 47 | 0.8/6.6 | 0.4-8 | 1-3 | 0.1-0.6 | 36,000 |
S604L-S | 1.93 | 2 | 99.4 | 57 | 0.8/10.0 | 0.6-12 | 1.5-4 | 0.1-0.6 | 37,000 |
S608UL-S | 2.03 | 2 | 104.4 | 57 | 0.8/10.0 | 0.4-8 | 1-3 | 0.1-0.6 | 37,000 |
S610L-S | 2.08 | 2 | 107.0 | 60 | 0.8/10.2 | 0.6-12 | 1.5-4 | 0.1-0.6 | 37,500 |
17ソアレCI4+ アジング(ロッド)の発売日は2017年9月頃を予定しているようです。
アジングのハイシーズンを新しく生まれ変わった「17ソアレCI4+ アジング」で、楽しんではいかがでしょうか?
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シマノ新型ロッド「17ソアレCI4+」
同じく4年ぶりにフルモデルチェンジを迎える、シマノのライトゲーム用ロッド「17ソアレCI4+」。
「17ソアレCI4+ アジング」がその名の通り、アジング専用と言えるロッドだったのに対して、「17ソアレCI4+」はメバリングをメインに据えながら、メッキやカマスなども視野に入れたライトゲーム用ロッドです。
「17ソアレCI4+」もまたアジングモデルと同じように、シマノが誇るダブルX(スパイラルX&ハイパワーX)に加えて、シマノのオリジナルガイド「Xガイド」に、シマノオリジナルのリールシート「ブリッジライクシート」を新採用。
そして、ラインナップも「17ソアレCI4+ アジング」にも負けず劣らずかはわかりませんが、面白いものになっています。
17ソアレCI4+「S706UL-S/S706UL-T/S800L-S/S900M-S」
17ソアレCI4+のファーストラインナップは、ソアレシリーズの定番と言える2機種+1に、面白い1機種を加えた計4機種。
- 17ソアレCI4+ S706UL-S
- 17ソアレCI4+ S706UL-T
- 17ソアレCI4+ S800L-S
- 17ソアレCI4+ 900M-S
17ソアレCI4+ アジングは4機種共にソリッドティップが採用されていましたが、メバリングロッドとなる17ソアレCI4+は”ソフチューブトップ”が採用されたチューブラーモデル1機種(S706UL-T)がラインナップとなっています。
更に、3機種のソリッドティップモデルも掛け調子のソリッドティップ「ハイレスポンスソリッド」が採用されたモデル(S800L-S/900M-S)としなやかかつ高強度な「タフテックα」を採用したモデル(S706UL-S)の2種類が存在します。
そんなラインナップの中で、注目はやはり17ソアレCI4+「900M-S」でしょう!
ソアレシリーズ史上最長となるであろう9フィートのロングレングスもさることながら、ミディアムパワーかつ3g~28gまで扱えるというルアー範囲は興味深いですね。
シマノ曰く「ライトゲームの世界を変える「超」ド遠投ロッド!」になるそうですが、メバリングだけに使うのはもったいないようなスペック。シーバスやエギング、チニングあたりに使っても面白そうなロッドです!
実際に手に取って振ってみるとそういうロッドじゃないかもしれませんけど(笑)
17ソアレCI4+のスペック・発売日
品番 | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー(g) | ライン(lb) | PEライン(号) | 価格(円) |
S706UL-S | 2.29 | 2 | 117.2 | 未定 | 0.8/10.5 | 0.5-5 | 1-3 | 0.1-0.4 | 38,000 |
S706UL-T | 2.29 | 2 | 117.2 | 未定 | 1.3/10.5 | 0.6-6 | .5-4 | 0.1-0.6 | 38,000 |
S800L-S | 2.44 | 2 | 124.8 | 未定 | 0.8/1.5 | 1.5-14 | 2-6 | 0.2-0.8 | 39,500 |
S900M-S | 2.74 | 2 | 140.9 | 未定 | 0.9/11.6 | 3-28 | 3-8 | 0.2-0.8 | 41,000 |
17ソアレCI4+(ロッド)の発売日は、アジングモデルよりも少し遅い2017年10月頃を予定しているようです。
来るメバリングのハイシーズンはもちろん、規格外のライトゲーム用ロッドとなる”S900M-S”で、色んな釣りを楽しんではいかがですか?