抜群の飛距離に、驚異のスナッグレス性能を誇り、フォール時には素早く真っ直ぐにフォールさせることができるとしてフレッシュ・ソルト問わず、大人気の”直リグ”。
直リグにはパッケージから出せばすぐに使える完成品も販売されていますが、自分の好きなメーカーのフック・フックサイズ、シンカーウエイトを選んで直リグを自作することができる便利なアイテムも販売されています。
というわけで今回はデコイ(カツイチ)の「オープンスイベル」を使ってゼロダン(直リグ)を作ってみようと思います!
関連記事:ダイレクトスティックで直リグ(チェリーリグ)を自作してみよう!
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オープンスイベルで作るゼロダン!
用意するものはデコイ「オープンスイベル」と好みのフックとシンカーです。
オープンスイベルはこんなパッケージに入っていて、S・M・Lと3サイズあります(入数は全て7)。サイズによって適合フックサイズが設定されています。しかし、ラインアイが大きければ小さいフックサイズでもLサイズのオープンスイベルを使用することが可能です。
実際に菊元俊文さんは小さいフックにも大きなオープンスイベルを使用することがあるそうです。
こちらがオープンスイベルです。名前の通り、スイベルの片側が開いています。
まず開いている側にフックとシンカーを通していくのですが、適当に通してはいけません。なぜならフックとシンカーを通す順番を間違えると完成したときにフックの針先が下を向いてしまうからです。
注意しながら通していきましょう!
針先を下向きにしてオープンスイベルに通す場合は、フック→シンカーの順番に通します。
針先を上向きにしてオープンスイベルに通す場合は、まずシンカーを通してからフックを通します。
フックとシンカーをオープンスイベルに通したら
オープンスイベルの開いている部分を
ペンチやプライヤーを使ってしっかりと閉じてやります。その後、繋ぎ目に瞬間接着剤で目止めすると良いそうです。
隙間が空いていると魚が暴れた際にシンカーが飛んでいってしまうことがあるので要注意です!
これで完成です!
このオープンスイベルの素晴らしいところは、好きなフック・フックサイズ、シンカーウエイトが使えるというだけでなく、ラインを結ぶ際にシンカーの位置を気にしなくて良いという点もあります。
溶接リングによってフックとシンカーが繋がれているタイプの直リグの場合、ラインの結び目がシンカーよりも上にくるように考えて結ばなくてはなりません。
またスイベルが付いているので糸ヨレの心配もありません。
オフセットフック以外にも!
オープンスイベルはオフセットフック以外にも使用可能です。
例えば、リューギのラバーショット・オフセッターや
ニシネルアーワークスのNLWスパイダージグにも使えます!
この他、マスバリやシンカーなどに取り付けても良しです。
アイディア次第で様々なものに使える便利アイテム――オープンスイベル。皆さんもデコイ「オープンスイベル」で楽しいゼロダン(直リグ)ライフを送ってみてはいかがでしょうか?