本を購入するとき中身をパラパラ見てから買う買わないを決めるパターンと表紙だけ確認してササッと買ってしまうパターンの2種類が私の場合存在します。
今月のBasser(2014.06号)は後者でした。
水飛沫を上げ、カッコンカッコンというブレードとボディが奏でる音が今にも聞こえてきそうな、今にも泳ぎ出しそうな躍動感のある表紙。Basserと同じつり人社から昨年発売された「匠の素顔」を思い起こさせるようなステキな表紙です。
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ビッグバド道場
今月のBasserで楽しみにしていたのが一昼夜漬け免許仮伝!今回は表紙にもなっているあのルアーがテーマ。そう、日本でも屈指のビッグバドの使い手であり、ドラフトウェイカーの生みの親でもある”古沢勝利さんのビッグバド道場”なんです。
バド系ルアーの基本的な使い方や使うときのポイント、タックルセレクトなど、これから使ってみようと思っている方には参考になる内容だと思います。
また古沢さんの教えを忠実に守って釣ろうとするアマノ編集長に対し、我が道(古沢さん曰く裏道)をひたすら突き進む”ビッグバドが自分のバスフィッシングのほぼすべて”というほどビッグバドを愛するササキさんらのやりとりとも面白かったです。
トーナメント
まずはバスフィッシングの本場アメリカ――大森貴洋プロが4位入賞を果たしたB.A.S.Sエリートシリーズ開幕戦と同シリーズ第2戦の展開と第1戦を圧勝したブレット・ハイトのチャターベイトテクニックを。そして遂に開幕となった日本のバスフィッシングトーナメント――JB TOP50シリーズ第1戦の展開が掲載。こちらも読み応えありです。
西根さんインタビュー
先月号のフラットサイドクランク特集にちょこっと登場していたビーツァの生みの親であるニシネルアーワークスの西根博司さんのインタビューが4ページに渡って掲載。
今年カナダで開催された「アウトドアアドベンチャーショー」に出展した日本パビリオン。その中で紹介された、されることになった日本の釣り。そこに至る過程から当日の様子などをメインに、カナダの釣り事情などが語られています。そして最後にトロント周辺の釣りや西根さんの工房を取材したいという編集者の声。ぜひ実現してもらいたい!
新連載、他
今月号から2つの新連載が開始。
日本を代表するサッカー選手達もつけているというサッカーノート。新連載の1つはサッカーノートならぬスリータイムスチャンピオン小森嗣彦プロの”小森ノート”。
もう1つは昨年のJBワールドチャンピオン北大祐プロのヒッパレ!ダイスケ!
その他、O.S.P「ドライブシャッド」や新人登場の編集部ガチンコバトル、Basserとしては珍しい付録「Voice of Road Runner」が。
60円値上げとなっていますが気にならないボリュームだと思います。