熊本県を代表するメジャーフィールド「江津湖(えずこ)」が、特定外来生物を含む6種(オオクチバス(ラージマウスバス)、ブルーギル、カダヤシ、ナイルティラピア、ジルティラピア、カムルチー(所謂雷魚))の再放流(リリース)を禁止する条例の危機に晒されようとしています。
photo by Kuzeo
現在、熊本市では条例(素案)に関するパブリックコメントを2014年7月19日まで募集しています。
またこちらのサイト(http://net-basser.net/publiccomment.html)でパブリックコメント提出の協力を募っています。
これは江津湖、熊本市だけでの問題ではありません。熊本市議会で何年も前から何度も何度もブラックバス等のリリース禁止について訴えている熊本市議の北口和皇議員は、平成21年第2回定例会で
内水面漁業連合全国大会で、ブラックバスなどの外来種問題について発表を行うこととなっております。その場で全国の都道府県が足並みをそろえた条例制定と、それに向けた現行法の改正などの法整備を関係機関に要望することを提案することとしております。
平成21年第 2回定例会-06月18日-04号
という発言をされています(条例というのは外来魚の再放流を禁止する条例、現行法というのは外来生物法だと思います)。
これは対岸の火事ではありません。他の自治体でも同じような話がいつ出てきてもおかしくないのです。
江津湖に関わるアングラーだけでなく、バスフィッシングを嗜む全国のアングラーの皆さんも意見を送ってみてはいかがでしょうか?