IMAKATSU(イマカツ)が生んだ数々のヒットルアーの中でも、トップクラスの人気と実績を誇る名作スイムベイト「ジャバロン」。
衝撃のデビューから10年という年月を経た今でも、愛され、愛用され続けている本物――OSP風に言うと”10years standard”な――のルアーです。
今回はそんなジャバロンの登場から10年となる2016年、劇的な進化を遂げ、待望の新発売となるNEWジャバロン「JAVALLON NEO 140(ジャバロンネオ 140)」を、驚愕の水中アクション動画と共に紹介します。
2016年12月2日ジャバロンネオの新記事更新↓
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イマカツ「ジャバロンネオ(NEO)140」
ジョイントプラグを彷彿とさせるような、いや、それ以上に艶めかしいウネウネとしたスペシャルなアクションが、ブラックバスのみならず、アングラーをも強く魅了した名作スイムベイト「ジャバロン」。
90、110、140、160、200と小さなサイズから大きなサイズまで揃い、様々なリグ(ノーシンカーリーグ、ジグヘッドリグ、ネイルリグ、ダウンショットリグ、テキサスリグ、キャロライナリグなど)や使い方に対応し、オープンウォーター・カバー問わず、タックルやフィールド、状況に応じて使い分けることが可能なスイムベイトです。
海外ではチャターベイトのトレーラーとして(ジャバロンの偽物が)人気を博しているとか。チャターベイトでアメリカ最高峰のトーナメント「バスマスタエリート」、「FLWルアー」を連破したブレット・ハイトもトレーラーとして(偽物の方を)愛用しているとかいないとか。
そんなジャバロンが10年の時を経て進化!「ジャバロンネオ 140」としてデビューとなります!
サイズは全長140mm、自重は不明(旧型ジャバロン140は5/8oz)。大きすぎず小さすぎない140mmサイズは使いやすく、ある程度バスのサイズも選べるサイズです。
それでは、今江克隆プロが劇的進化を果たしたと豪語する「ジャバロンネオ 140」の水中アクションを動画で確認してみましょう!
ジャバロンネオ 140の水中アクションと姿勢が半端ない動画
ジャバロン 140とジャバロンネオ 140のノーシンカーリグを比較しやすいように、並べて泳がせている水中アクション動画です。
ジャバロンネオ 140のアクション半端ないですね!
ジャバロン 140ってこんなに泳がなかったっけ?ってほどウネウネしないリトリーブスピードでも、ジャバロンネオ 140はボディ・テールをしっかりと左右に振りながらウネウネとアクションしています。
それはリトリーブスピードを上げても破綻することなく、表層を引き波を立てるようにバジングで使用しても変わりません。移動距離も、低速でもしっかりと水を掴むジャバロンネオ140の方が抑えられています。
また、ジャバロンネオ 140はノーシンカーリグでも左右に傾くことなく、非常に安定したスイミング姿勢で綺麗に泳いでいます。これは凄い!
それに対してジャバロン 140は……。
ジャバロンネオの耐久性
アクションと共にジャバロンネオ140に進化していて欲しいのがやはり耐久性です。
ジャバロンシリーズを使ったことがある人はわかると思いますが、ジャバロンは何の工夫もせずに使うとすぐに壊れます。
普通にオフセットフックを刺して使用すると、ヘッド部がすぐにグズグズになります。ただ、これはパイルドライバーのようなワームキーパーが付いているフックを使用したり、バネチューンするなりすれば、長持ちさせることができます。
問題はボディが千切れる方です。リペアボンドのような補修材を使用することもできず、アングラーにはどうしようもありません。
特にジャバロン110はシリーズ屈指の壊れやすさを誇り、ファイト中にヘッド部以下が飛んでいくことはもちろん、フッキングして(一瞬重みがのったとかなく)すっぽ抜けただけでも、画像のようにヘッド部だけになって帰ってくることも珍しくありません(画像は140)。
まー他のサイズは110ほど壊れやすくないので、よっぽどの事情がない限り、1匹釣ったら終わりということはありませんが(200はわかりません)。
なので、ジャバロンネオ 140には耐久性の向上に期待しています。
ジャバロンネオ 140の使い方・リグ
ジャバロンネオ 140のオススメの使い方・リグは、ノーシンカーリグ、ネイルリグ、ジグヘッドリグ、テキサスリグ、ダウンショットリグ、キャロライナリグなど。
その中でもノーシンカーリグがやはり一番オススメになるでしょうか。
ジャバロンネオのカラー
ジャバロンネオ140のファーストカラーラインナップは現時点では不明です。
恐らく、通常カラーとリアル系カラーがラインナップされるのではないかと思います。
ジャバロンネオのスペック・発売日
製品名 | ジャバロンネオ 140 |
全長 | 140mm |
入数 | 不明 |
価格 | 不明 |
ジャバロンネオ140の価格・発売日は現時点では不明です。旧型ジャバロン140を参考にするならば、4本入り1300~円ってところでしょうか。わかり次第追記します。
今江克隆プロ曰く「静のステルススイマーと動のジャバロンネオ」楽しみですね!
旧型ジャバロンが劣っているとは限らない
スローリトリーブでも安定したスイミング姿勢でしっかりと動くジャバロンネオ 140に対して、スイミング姿勢は悪いし、動かないし……だった旧型ジャバロン140。
しかし、だからといってジャバロン140が全てにおいてジャバロンネオ140に劣るとは限りません。
ジャバロンのあの艶めかしいウネウネアクションを見ると、どうしてもウネウネさせたくなります。しかし、ウネウネしない、動きすぎないからこそ活きることがあります。
例えば、ダウンショットリグやキャロライナリグで使用したとき。リフト時やシンカーに引っ張られながらフォールしているときはウネウネウネウネ~っとアクションし、シンカー着底後はウネウネせずにユラ~ッと漂うようにフォールしていく。
このレッグワームのキモを彷彿とさせるような静と動のアクションの変化だったり、使い方や状況によっては、ジャバロン140がジャバロンネオ140を凌駕することだってある、はず、かも。
個人的にもウネウネアクションを意識しない、リップラップや消波ブロックの上を舐めるようにズルズルと引いてきたり、ボトムをズルズルと引いてくる使い方でとてもお世話になっています。
※画像は旧型ジャバロン160 or ジャバロン140