皆さんは魚が釣れたらメジャーを当ててサイズを測りますか?
詳細な釣果記録を付けているから、釣りblogを書いているから、単純に自分の釣った魚のサイズを知りたいから、と人それぞれ測る理由があるでしょう。逆に全く測らないという人もいるでしょう。
今回はそんな魚のサイズを測るメジャーのお話です。
ちなみに私は詳細な釣果記録も付けていませんし、釣りblogもやっていませんが、自分の中の基準(○○cm)を超えていそうな魚が釣れたら測るというスタイルでやっています。
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その弛んだメジャーは何なの?
ネットの世界には全てを見ることができないくらいたくさんの釣りblogが溢れています。私も色んな釣りblogを読んでは刺激を受け、楽しませてもらっています。
しかし、たまにどうもしっくり来ないものに巡り会うことがあります。その1つが今回取り上げる「ダルッダルに弛んだメジャー」を使った魚の計測です。
「ダルッダルに弛んだメジャー」で○○cm!とか意気揚々と言われても、背筋ピーンなメジャーで測ったらもっと小さいんじゃないか?と思っちゃうんですよね。
まーサイズを測るときにはちゃんとピーンと伸ばして測っていて、写真を撮るときに弛んでしまっているだけという可能性もあります。でも、大抵の場合は弛んだメジャーで「○○cm」であり、メジャーの数値よりも小さいサイズを提示する人のほうが圧倒的に少ない印象です。
なので、自分の中のもやもやを解消するためにも実際に比べてみることにしました。
それにメジャーは真っ直ぐにピーンと伸ばした状態で測ってこそ正確に測れると思い込まされているだけで、本当はダルッダルに弛んだ状態で測っても同じように正確に測れるかもしれませんし。
実測!
用意するものは2つ。
1つは伸ばしたらダルッダルに弛んでしまうメジャー。
もう1つは私の心にように真っ直ぐなメジャー。
禁断の2つが巡り会った状態がこれ。赤の棒線が弛んだメジャー、緑の棒線が真っ直ぐなメジャーのそれぞれ30cm、50cm、60cmを指しています。当たり前ですが数字が大きくなればなるほど差は大きくなっています。
拡大したのがこれ。
尺アジ、尺メバルと呼ばれる30cmラインでは2cm未満(約1.7,8cm)だった差が、50cmになると3cm近く、60cmにもなれば3cmを超えます。ランカーシーバスと呼ばれるようなサイズを測るときには更に大きな差となるでしょう。
皆さんはこの差をどう考えますか?
※写真はありませんが、弛んだメジャーをピーンと伸ばして測れば背筋ピーンなメジャーと差はありませんでした。
最初からピーンと真っ直ぐに伸びたメジャーを使えば弛みを気にする必要もいちいち伸ばす手間もいりませんし、素早く正確に測れるのでオススメです。