ガツン!という派手なアタリ、フッキング直後の強烈な引きに、最後の抵抗とばかりにみせる足下での突っ込みと釣って楽しい、食べておいしい魚「太刀魚(タチウオ)」。
今回はそんなハイシーズンを迎えているタチウオ釣り――ワインド釣法を用いたタチウオ釣りにオススメのルアー SHIMANO(シマノ)「炎月 投弁天(えんげつ なげべんてん)」を、水中アクション動画や使い方と共に紹介します。
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シマノ「炎月 投弁天(なげべんてん)」
ワインド釣法用に開発されたシマノのテンテン型ワインディングプラグ「炎月 投弁天(えんげつ なげべんてん)」。
軽い力でシャクるだけでワインド用ジグヘッド+(ソフトルアー)ワームのように綺麗にダートさせることができ、横方向へのダート幅に比べて縦方向への移動距離は抑えてあるため、一定のレンジをキープし、攻略しやすいルアーになっています。
また、ハードルアーなのでワインド用ジグヘッド+ワームのように、ワームの取り付け方がマズかったために綺麗にダートしなかったり、使っているうちにワームがズレやすくなったり、1匹釣っただけでボロボロになって交換を強いられるという心配がありません。
なので、短い時合いを逃すことなく、釣り続けることが可能です。ただ、タチウオの鋭い歯でスパッとやられると(お財布的に)ダメージが大きいかもしれません。
ウエイトサイズは21g/24g/28g/35gの4種類。
投弁天は強力マグネットでフックが固定でき、ケミホタルも搭載可能!
投弁天のボディ ベリー部(お腹)には強力マグネットが内蔵されているので、ワインド用のジグヘッド+ワームの組み合わせのように、フックをピタリとボディに沿わせて固定することができます。
更にジグヘッド+ワームのように、(ワームの)ボディがグズグズになってトレブルフックがきちんと固定されなくなるなんてことがなく、フックがズレやすくなってアクションが不安定になることも少ないでしょう。
また、テール部にはケミホタルのような発光体を搭載することができるホールが設けられているので、ナイトゲームでも安心!フックの固定も邪魔しません!
それでは、投弁天の水中アクションを動画で見てみましょう。
シマノ「炎月 投弁天(なげべんてん)」の水中アクション動画
シマノ「炎月 投弁天(なげべんてん)」の使い方
投弁天の使い方は簡単です。
投弁天の開発に関わったシマノ インストラクター日置淳さん曰く、
「僕の場合は8回くらいシャクった後にフリーフォールを1〜2秒。ワインドは基本的に動かしておかないとダメで、フォールではあまり喰わない。喰わせの間(タイミング)はやっぱりシャクリでルアーが反転する時。タチウオは捕食がヘタで、バーンと一気には喰わない。動いているのを見つけて、一瞬ルアーが反転した時に喰います」。難しいことは考えなくても、キャストして数回シャクって、止めて、またシャクる。その繰り返しでオッケーということ?「オッケーです!それで十分釣れます!」
難しく考えることなく、ワインド用ジグヘッド+ワームと同じように、ラインスラックを意図的に作り、ラインスラックを叩くようにシャクるだけで、投弁天は綺麗にダートし、魚のバイトを引き出すことができるようです。
表層(ボトム)から狙い始めて、アタリがなければ着水から5秒(10秒)、10秒(5秒)とカウントしながら、アタリがあったレンジ、魚が釣れたレンジを重点的に狙うと良いでしょう。
投弁天のカラー
投弁天のファーストカラーラインナップは8色。
- 01T フルシルバー
- 02T 太刀魚シルバー
- 03T パープルゼブラグロー
- 04T ピンクゼブラグロー
- 05T ゼブラグロー
- 06T アカキン
- 07T フルグロー
- 08T キビナゴ
個人的にはピンクゼブラグロー、フルグローが欲しいですね。
投弁天のスペック
製品名 | 投弁天 |
全長 | 100mm / 112mm |
自重 | 21g・24g / 28g・35g |
価格 | 1,450円 / 1,480円 / 1,520円 |
タチウオワインド用の武器の1つとして、またマゴチなどのフラットフィッシュやシーバスフィッシングに、炎月 投弁天を導入してみてはいかがでしょうか?
ジグヘッド+ソフトルアーとは異なる反応を得ることができる、使い分けることで更に釣果を伸ばすことができるかもしれませんよ?