スピニングリール

17エクスセンスが暗黒面に墜ちる!シマノシーバス用スピニングリールの最高峰!

更新日:

17エクスセンスが暗黒面に墜ちる!シマノシーバス用スピニングリールの最高峰!_001

今回は暗黒面に墜ちてしまったようなシーバス専用スピニングリール――SHIMANO(シマノ)「17EXSENCE(17エクスセンス)」を紹介します。

スポンサーリンク

シマノ「17エクスセンス」はまさに男は黒に染まれ!なスピニングリール!

軽量なCI4+でもレバーブレーキ搭載のLBでもない無印のエクスセンス――09エクスセンス以来、8年ぶりのフルモデルチェンジとなるシーバス専用スピニングリールのフラッグシップモデル「17エクスセンス」

暗黒面に墜ちたような黒いボディに、NEWマグナムライトローターを搭載したデザインを初めて目にし、17ツインパワーXDと見事に被らないラインナップを知り、シーバス専用リールであることを考えたとき、もしかして17エクスセンスは17ツインパワーXDベースのリールなのでは?と、その可能性を考えました。

しかし、17エクスセンスのベースとなるリールは、17ツインパワーXDではなく、「16ヴァンキッシュ」。当然の帰結です。

なぜなら、17エクスセンスの旧モデルとなる8年前に生を受けた09エクスセンスのベースは「09ツインパワーMg」であり、09ツインパワーMgの後継機が16ヴァンキッシュの旧モデルとなる「12ヴァンキッシュ」なのですから。

17エクスセンスのファーストラインナップは

  • 17エクスセンス C3000M
  • 17エクスセンス C3000MHG
  • 17エクスセンス 3000MHG
  • 17エクスセンス 4000MXG

の4機種。さすがシーバス専用リールとなるエクスセンスだけあり、スプールは全てミディアムディープスプール。また、ハイギア、エクストラハイギア押しが目立つシマノながら、エクスセンスシリーズ不動の番手とも言える「C3000M」がしっかりとラインナップされています。

そんな17エクスセンスは、09エクスセンスの面影を残すようなスプール形状に、16エクスセンスLBを彷彿とさせるようなボディ、ローター、ベール、スプール、ドラグノブ、ハンドル全てがブラックカラーに!(ベールは違う?)

まさに「男は黒に染まれ」を体現するようなリールです!

シマノ「17エクスセンス(スピニングリール)」はNEWマグナムライトローター搭載でより軽く、より軽快に!

14ステラと同様のボディを持つ「17エクスセンス(スピニングリール)」。しかし、ローターは全く異なります。

巻き始めは軽くないけれど、巻き出すといつまでも巻いていたくなるような滑らかな巻き心地が得られる14ステラ。AL(アルミニウム)とMg(マグネシウム)製のローターが採用されています。

対して、16ヴァンキッシュをベースに持つ17エクスセンスは、従来のマグナムライトローターよりも軽くなりながら剛性は最大30%もアップし、回転慣性が約14%も低減したというCI4+製の左右非対称な「NEWマグナムライトローター」が採用されています。

それによって17エクスセンスは、16ヴァンキッシュ同様にハンドルを回した瞬間に起動する巻き始めの軽さ、リーリング中に変化を捉えることができる優れた巻き感度を手に入れたリールになっているわけです。

更に、軽いのはハンドルを回したときだけではありません。軽量かつ高剛性なボディ、NEWマグナムライトローター、Gフリーボディが採用された17エクスセンスは手に取った瞬間にわかる自重も軽いリールです。

製品名 17エクスセンス 16ヴァンキッシュ 14ステラ 17ツインパワーXD 15ツインパワー
3000HGM 215g 210g 235g なし 265g

シマノ最軽量スピニングリールとなる「16ヴァンキッシュ」に迫るこの軽さ!

17エクスセンスのこの軽さは武器になること間違いないでしょう。まー大事なのはタックルバランスなんですが。

また、NEWマグナムライトローターの採用に伴って、ボディは14ステラと同様でも、17エクスセンスはクイックレスポンスシリーズに属するリールとなっています(14ステラはコアソリッドシリーズ、16ヴァンキッシュはクイックレスポンスシリーズ)。

17エクスセンス(スピニングリール)は14ステラ同様のマグネシウムボディ

17エクスセンス(スピニングリール)のボディは、軽量かつ高剛性な「Mgボディ(マグネシウムボディ)」が採用されています。

これは同じNEWマグナムライトローターを持ち、同じ防水機構を備え、シーバスもターゲットにした強靱なアルミニウムボディを持つ「17ツインパワーXD」との最大の違いでもあります。あ、17ツインパワーXDはギアも更に強靱なものが採用されています。

17エクスセンス(スピニングリール)はコアプロテクトを超えるXプロテクト採用!

shimano_17exsence_002
14ステラに初採用されて以降、今やエントリーモデルにまで普及したシマノが誇る防水機構「コアプロテクト」。ただ残念ながら評判が良いとは言えず、特にラインローラー部のベアリングが錆びるなんて声も……。

そんなコアプロテクトはベースとなった16ヴァンキッシュにも当然採用されている技術ですが、17エクスセンスはコアプロテクトではなく、撥水処理&ラビリンス構造の新しい防水構造「Xプロテクト」がボディ部とラインローラー部に採用され、防水性能が更にアップ!

頭から水を被るようなフィールドやウェーディングなどでも安心して使用することができるリールかもしれません。

そんなXプロテクトは、ステラSWやツインパワーSWなどの(オフ)ショアの大物を狙った大型スピニングリールに採用されている同名のものとは異なる、17エクスセンスや17ツインパワーXDなどのために開発された新しい防水構造となります。

恐らく、来年モデルチェンジするであろう18ステラにも採用されるでしょうから、信頼できる防水構造であることを期待したいところです。

リジッドサポートドラグ&ラピッドファイアドラグ

17エクスセンスのドラグには、スプールのガタツキを抑制することで、安定してラインが滑り出す――ドラグ性能が発揮できる「リジッドサポートドラグ」に加えて、これまでセフィアCI4+にしか採用されてこなかった「ラピッドファイアドラグ」が採用されています。

ラピッドファイアドラグは、大径化されたドラグノブを少し動かすだけで、ドラグ力を大きく変更することができるので、魚の引きに応じて即座に対応することが可能です。

また、ラピッドファイアドラグはXプロテクトと共に、ベースとなった16ヴァンキッシュには採用されていない技術となります。

17エクスセンス(スピニングリール)はマイクロモジュールギア採用

shimano_17exsence_003
これまでコアソリッドシリーズの頂点「14ステラ」とクイックレスポンスシリーズの頂点「16ヴァンキッシュ」にしか採用されていなかった特別なギア「マイクロモジュールギア」

マイクロモジュールギアとは、歯を可能な限り小型化した機構です。細かい歯を密に、かつ数多くかみ合わせることにより、強度を低下させることなく滑らかな動力伝達を実現。巻き上げ時のギアノイズが低減し、感度も飛躍的に向上しました。ベイトリールでは段階的に導入してきたマイクロモジュールギアですが、構造的な制約の多いスピニングに組み込むには高度な技術を要します。

引用:シマノ -SHIMANO-

17ツインパワーXDに続いて、17エクスセンスにも採用されており、14ステラ譲りのHAGANEボディ、軽量なNEWマグナムライトローターとの相乗効果によって、ノイズの少ない軽く滑らかな巻き心地を実現しています。

シマノ「17エクスセンス(リール)」の発売日・スペック

製品名 ギア比 自重(g) 最大ドラグ力(kg) 巻取長(cm) PE糸巻量(号-m) ベアリング 価格
C3000M 5.3 200 9.0 77 1-220 11/1 60,000
C3000MHG 6.0 200 9.0 88 1-220 11/1 60,000
3000MHG 5.8 215 9.0 85 1-220 11/1 61,000
4000MXG 6.2 245 11.0 99 1.5-320 11/1 62,000
  • HAGANEギア
  • マイクロモジュールギア
  • HAGANEボディ
  • X-SHIP
  • マグナムライトローター
  • Xプロテクト
  • リジッドサポートドラグ
  • ラピッドファイアドラグ
  • ワンピースべール

17エクスセンス(スピニングリール)の発売日は2017年3月下旬頃を予定しているようです。

本格的にシーバスフィッシングを始めようと思っている方、本気のシーバス用リールを探している方、暗黒面に墜ちたい方は17エクスセンスを検討してはいかがでしょうか?

個人的にはツインパワーXDにかなり心動かされていたんですが、17エクスセンスもいいなーと思い始めました!替えスプールとしてシャロースプールが出るなら、エギングやチニングにも使いたい!

スピニングリール
, ,

スポンサーリンク

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

おすすめ記事&スポンサーリンク

Copyright© タックルニュース , 2024 All Rights Reserved.