ベイトリール

16アンタレスDCの飛距離がヤバすぎ!?シマノ新型DC搭載の最強ベイトリール

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一際目映い光を放つスコーピオン(蠍座)のα星の名を与えられたシマノが誇るベイトリール「ANTARES(アンタレス)」

星に負けないほどの輝きに満ちたそのリールは、シマノのベイトリールとして初めてDC(デジタルコントロール)ブレーキを搭載したリール――「06アンタレスDC/07アンタレスDC7LV」――にも選ばれました。

あれから10年という節目の年――2016年、巨星アンタレスが新型DCブレーキを搭載した「16 ANTARES DC(16アンタレスDC)」としてフルモデルチェンジを果たし発売となります!

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シマノ「16アンタレスDC」

16アンタレスDCの飛距離がヤバすぎ!?シマノ新型DC搭載の最強ベイトリール
初代アンタレス、アンタレスDC、12アンタレスと常に、他のベイトリールを圧倒するずば抜けた遠投性能が追求されてきた、求められてきたリール「アンタレス」

大袈裟に言えば、それこそがアンタレスの存在意義であり、存在価値。

フルモデルチェンジを果たした「16アンタレスDC」もまた圧倒的な飛距離が魅力のリールであることは言うまでもありません。テストでは100mを優に超える飛距離を叩き出したとかなんとかかんとか。

デザインはこれまでのサムレストが丸い、丸みを帯びた形状のアンタレスから、15メタニウムDCのようなやや角張ったというか角があるというか、そんなデザインになっている気がします。

カラーはやはり伝統のシルバーでしょうか?これまでよりもピカピカしていないような感じもしますが、実物を見てみないとわかりませんね。個人的には06アンタレスDCのようなピカピカしたシルバーよりも、07アンタレスDC7LVのようなややガンメタっぽいカラーだったらいいのにと思います。

それでは、上の方で飛距離だけみたいに言ってしまった16アンタレスDCが、ただのぶっ飛びリールではないところを見ていきましょう。

マイクロモジュールギア

ドライブギアとピニオンギアの歯を小型化し、歯数を増やすことによって滑らかな巻き心地と強度を実現した「マイクロモジュールギア」

ベイトリールとして初めてMMギアが採用された「12アンタレス」、DCブレーキ搭載リールとして初めて採用された「15メタニウムDC」に続き、「16アンタレスDC」にも当然採用されています(13メタニウムなどを忘れたわけではありません)。

アンタレスのガッチリとした剛性のある冬は冷たいアルミニウムボディとの相乗効果によって、16アンタレスDCは遠投性能だけでなく、巻き心地にも優れたリールになっています。

ボディはアルミニウムボディではなく、フレーム、サイドプレート共にマグネシウム製になっており、大幅な軽量化が計られています。

新型4×8デジタルコントロールブレーキ

16アンタレスDC最大の特徴はなんといってもDC(デジタルコントロール)ブレーキシステムです。

16アンタレスDCに搭載されたのは「4×8 デジタルコントロールブレーキ」のようです。06アンタレスDCと同じ名前ですが、15メタニウムDCがそうであったように、当然新型のDCブレーキです!

06アンタレスDCではサイドプレートを開き、

L(ロングディスタンス)
M(マルチ)
A(アキュラシー)
W(ウィンド)

の4パターンの内部ダイヤルを操作し、外側のMINからMAXまでの8段階あるデジタルコントロールブレーキ調整ダイヤルを操作することでブレーキ力を調整していました。

新型DCブレーキも4×8デジタルコントロールブレーキなので、内と外でブレーキダイヤルを調整することになります。

ただし、L/M/A/Wの4パターンではなく、

N(ナイロンライン)
FL(フロロカーボンライン)
P(PEライン)
X(ロングキャスト)

3種類のラインに最適な3つのパターンに、Lモードのようなロングキャストを加えた4パターンになっています。

サウンド

DC搭載リールとなれば、やはり気になるのが音です。キャストしたときのあのキュイーンという音――メタニウムDC、カルカッタコンクエストDC、エクスセンスDCなど、それぞれのリールごとに異なるあの独特のDCサウンド。

16アンタレスDCはどんな音を奏でるのか?気になりますね。

あまり大きな音だと周りの目が気になりますが(笑)、DC搭載リールを使っているんだと思わせてくれるサウンドだといいなと思います。

NEW MGLスプール

06アンタレスDCのスプールは36mm径のマグナムライトスプールでしたが、16アンタレスDCには新たな「MGLスプール(マグナムライトスプール)」が採用されています!

スプール胴径だけでなく、スプール側面にまで穴を開けてしまったNEWマグナムライトスプールは、飛距離にして約20%も飛ぶようになったそうです。

新しい4×8デジタルコントロールブレーキとの組み合わせによって、とんでもない飛距離を叩き出すことができるかもしれませんね!

スプール径は12アンタレス同様に、36mmから37mmになっています。

スペック・価格・発売日

製品名 ギア比 自重 ドラグ力 巻取長 ライン ベアリング 価格
16アンタレスDC(LEFT) 5.6 220g 5kg 65cm 16lb-100m 10/1 76,000円
16アンタレスDC HG(LEFT) 7.4 220g 5kg 86cm 16lb-100m 10/1 76,000円

自重は軽くなっていることだろうと思いますが、12アンタレスの自重が225gであることを考えると……16アンタレスDCは245gくらいかと思いきや、まさかの220g!これは凄い!

まー昨今のリールに比べると決して軽くはありませんが、アンタレスは軽さで選ぶようなリールではありませんからね。

あととても気になる価格。06アンタレスDCの時点で価格は既に7万円を軽く超えていました。となると、16アンタレスDCが更に高く、8万円超えもあるかと思いましたが76,000円でした。

昨年フルモデルチェンジを果たした15メタニウムDCは逆に安くなっていました。なので、16アンタレスDCも安くなればいいのに……という願望が叶ったようです!

でも、決して安くはありません。しかし、10年待ったわけですから。個人的には8万円超えだったとしても欲しい!と思っていたくらいですし。まー16アンタレスDCに焦がれる心に財布の中身がついてくるかわかりませんけど(笑)

発売日は右巻きが2016年4月、左巻きが2016年6月頃を予定しているようです。早く使ってみたい!

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