アメリカはネバダ州ラスベガスで開催された世界最大規模のフィッシングショーICAST 2013。約200の企業が参加し、700以上のロッド、リール、ルアー、アクセサリー、アパレル類などの新製品がお披露目されました。
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ベイトボールを模したルアー――その名も「Bait Ball」
参加したバイヤーやメディア関係者の投票で特に優れたハードルアーに与えられるBest Hard Lure。今年選ばれたのはKopper's LIVE TARGETの「Bait Ball」。ルアー名が示す通りベイトボール、またはスクールをイミテートしたルアーです。一目見ただけでこの素晴らしいアイディアを形にしたルアーに心を奪われてしまいました。
ダイワのショアラインシャイナーに群れを描いたカラーがあり、面白いカラーだなと思ったものですが、ちょっとこれは……次元の違うルアーですね。
ベイトボールとは
ベイトボール――イワシボールだとかアユボールだとか――1度は耳にしたことがあると思います。ベイトボールとは、捕食対象となるベイトフィッシュが捕食者から身を守るためにボール状の群れを成している状態のことです。最近だとGWの来館者を楽しませる企画として約2万匹のイワシの群れ(イワシボール)を水槽に放したところ、すぐに食べられて数百匹になってしまったなんていうニュースがありましたね。
ラインナップ
今のところ下記の4種類が予定されているようです。
スクエアビル(2・3/8インチ)
クランクベイト(2・1/2インチ)
ジャークベイト(3・1/2インチ、4・1/2インチ)
個人的に
アラバマリグのように群れを演出するというコンセプトから生まれてきたルアーながら、アラバマリグのように大がかりなルアーではなく、非常に興味深いなと思います。釣れるルアーかどうかはわりませんけど、すっごく欲しくなるルアーです。円高の頃のように気軽に輸入というわけにはいきませんが、発売が待ち遠しいルアーであることは間違いありません。