がまかつ｢ワインドマスターEX S86M/S86MH｣が劇的進化！ワインド釣法専用ロッド

シーバスに始まり、タチウオ（太刀魚）、ロックフィッシュ、フラットフィッシュ（ヒラメなど）、ライトゲームに、と幅広いターゲットに対応し、人気を博している「ワインド釣法」。

今回はそんなワインド釣法のために開発された専用ロッドとして、がまかつから2017年新発売となるロッド「Wind Master EX（ワインドマスターEX） S86M/S86MH」を紹介します。

スポンサーリンク

がまかつのワインド釣法専用ロッド「ラグゼ・ワインドマスターEX S86M/S86MH」

タチウオをメインターゲットとしたワインド釣法専用ロッドとして、2011年、がまかつから新登場となった「ラグゼ・ソルテージ ワインドマスター」。

あの日から6年の歳月を経て、待望のフルモデルチェンジ！がまかつが送る新たなワインド釣法専用ロッド「ラグゼ ワインドマスタ－EX」としてデビュー！

旧モデルとなるワインドマスター同様に、ワインド釣法に精通し、琵琶湖ガイドとしても活躍している関根健太プロが、これまで培ってきたワインド釣法の技術と経験を注ぎ込み、がまかつによって具現化されたロッドとなっています。

関根健太プロ曰く「（ラグゼ ワインドマスタ－EXは）ワンランク上のタチウオワインドタックル」。

ラインナップは旧モデルであるワインドマスターと同様に、

• ワインドマスターEX S86M
• ワインドマスターEX S86MH

の2機種。

ブランクスには新たに、世界トップクラスの技術を持つ東レが20年ぶりに開発した新素材”トレカ®「T1100G」”と”ナノアロイテクノロジー”を新採用。旧モデルから強度を犠牲にすることなく軽量化を実現。

21g（3/4oz）までのジグヘッドワインド対応モデルとなる8フィート6インチのレングスに、ミディアムパワーが与えられた「S86M」で6g、28g（1oz）までのジグヘッドワインド対応モデル尾となる8フィート6インチのレングスに、ミディアムヘビーパワーが与えられた「S86MH」で13g軽くなっています。

それはただ数字的に軽くなっただけではなく、旧モデルで聞かれた「持ち重りがする」なんて声を払拭するバランスの良さ、持ち重りの軽減がなされているようです。

そして、生まれ変わったワインドマスターEXは、重量感のあるルアー（ジグヘッド＋ワーム）を軽快に、自在に操ることができる高い操作性と、水中を読み解く感度、ガツンとくる派手なバイトを捉え、フッキング直後に訪れる強烈な引きに対応できるパワーを備えたロッドになっているようです。

糸絡みしにくいガイドセッティング

エギングのシャクるという動作と同じように、ラインスラックを上手く使うことが重要となるワインド釣法。PEラインを使うこともあり、糸がらみに注意しなくてはならない釣りです。

なぜなら、糸がらみはワインド釣法に限らず、ルアーのロストや最悪ロッドの破損にも繋がりかねませんからね。

「ワインドマスターEX」はそんな糸がらみを抑制し、快適にワインド釣法を行うことができるように、傾斜トップガイド「LGトップ」に、PEライン専用ガイドとも言える傾斜ガイド「LDBガイド」、「KLガイド」を組み合わせたガイドセッティングを採用。

ただし、旧モデルとなるワインドマスターがそうであったように、ワインドマスターEXのガイドフレームはチタンフレームではなく”ステンレスフレーム（＋SiCリング）”。希望本体価格が3万円台後半のロッドでありながら……。

手入れを怠ると錆びる恐れがあるソルトでの使用が前提のロッドだけに、価格的にもチタンフレームにして欲しかったなと思います。

ワインドマスターEXのスペック・発売日

ワインドマスターEXの発売日は2017年6月下旬頃を予定しており、取り扱いショップには既に入荷しているようです。

これからますます熱くなってくるタチウオシーズンを、ワインドマスターEXと共に楽しんではいかがでしょうか？