今回はSHIMANO(シマノ)から2016年新登場となるベイトリール「Stile(16スティーレ)」を紹介します。
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シマノ「16スティーレ」
(画像は15アルデバラン)
イカメタル(メタルスッテ)ゲームやタイラバ、ライトジギングなどのソルトウォータールアーフィッシングにオススメな軽量ベイトリールとなる「16スティーレ」。
聞き慣れない名前のベイトリールですが、「15アルデバラン」をベースとしたリールです。
16スティーレは15アルデバランよりも濃いめのガンメタボディに、レッドが差し色として使われたカラーのリールになっています。
なっていますが、16スティーレは15アルデバランのただの色違いなんかではありません。予想外のところに違いがあるリールなのです。
それでは16スティーレのスペックを15アルデバランと比較しながら見ていきましょう。
サイドプレート
16スティーレと15アルデバランの最大の違いとなるかもしれないのが、サイドプレート(パーミングカップ側)です。
16スティーレは15アルデバランをベースにしながら、サイドプレートがなんと15アルデバランではなく、15アルデバランBFS XGのような形状のものになっているのです。
15アルデバランのようにレバーを操作してサイドプレートを開閉するのではなく、つまみをクルクルと回して開閉するような仕様になるようです。
そしてその16スティーレのサイドプレートは15アルデバランよりも薄くなっています。とはいえ大幅に薄くなっているわけではありません。ありませんが、パーミングしやすく感じるかもしれません。
またそれに伴ってブレーキシステムがSVSインフィニティではなく軽量SVSということも考えられます。
ただし、この情報元となった16スティーレはプロトモデルの可能性があります。サイドプレートが薄くなっていることは確実なようですが。
エキサイティングドラグサウンド
16スティーレには15アルデバランにも採用されていない……どころか、バス用ベイトリールとしては15カルカッタコンクエストHGと11カルカッタコンクエストDCにしか採用されていない「エキサイティングドラグサウンド」が採用されています!
エキサイティングドラグサウンドの採用によって、ラインが滑っている間スピニングリールのようにドラグサウンドが響きます。それによってラインが出ていることを確実に認識することができます。
スピニングリールに比べるとドラグをシビアに設定することが少ないベイトリール。これは大きな武器になってくれるのではないでしょうか。
ロングハンドル標準装備
16スティーレは102mmのロングハンドル(カタログ表記的には51mm)が標準装備となっています。15アルデバランは84mm(42mm)。
またハンドルノブも15アルデバランの軽量・薄型のものではなく、セフィアのハンドルノブを彷彿とさせるようなブラック×レッドのEVAノブ(中型?)となっています。
ギア比&自重
16スティーレのギア比は15アルデバランとは全く異なるローギア(パワーギア)&エクストラハイギアの2種類。
ギア比5.8:1のスティーレ100PG(101PG)
ギア比8.0:1のスティーレ100XG(101XG)
自重はロングハンドル&中型?EVAノブが付いたため、15アルデバランよりも10g重い145g。15アルデバランと比較して重くなったといっても十分な軽さですね!
スペック・発売日
製品名 | ギア比 | 自重 | ドラグ力 | 巻取長 | PEライン | ライン | 価格 |
100PG/101PG | 5.8 | 145g | 4.5kg | 58cm | 1号-200m | 10lb-100m | 44,000円 |
100XG/101XG | 8.0 | 145g | 4.5kg | 80cm | 1号-200m | 10lb-100m | 44,000円 |
発売は2016年2月下旬頃を予定しているようです。
2016年はメタルスッテゲーム専用ロッドのフラッグシップモデルとなる「セフィアエクスチューン メタスッテ」も登場するので、そちらと合わせるのも良いかもしれません。