スピニングリール

16ストラディックCI4+がヤバすぎ!このスペックと価格は反則

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SHIMANO(シマノ)の名機「バイオマスター」の後継機として、2015年夏に新発売となったNEWスピニングリール「STRADIC(15ストラディック)」

今回はそのストラディックと同じ名を持つ2016年の新作スピニングリール「16 STARDIC CI4+(16ストラディックCI4+)」を紹介します。

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シマノ「16ストラディックCI4+」

16ストラディックCI4+がヤバすぎ!このスペックと価格は反則
バイオマスター譲りの剛性・耐久性に加え、上位機種に採用された新技術が惜しげもなく投入されていた「15ストラディック」。コストパフォーマンスが非常に高いとても魅力的なリールでした。

そんな15ストラディックと同じ名を持ちながら、15ストラディックとは一線を画すリールとなる「16ストラディックCI4+」

なぜなら、15ストラディックがステラやツインパワーと同じコアソリッドシリーズに属するリールであるのに対し、16ストラディックCI4+は16ヴァンキッシュなどと同じクイックレスポンスシリーズに名を連ねるリールだからです。

またカラーもシルバーのボディとローターに、ネイビーのスプールを持つ15ストラディックに対し、16ストラディックCI4+はガンメタのボディとローター、ブラック×レッドのスプールとセフィアを彷彿とさせるようなカラーが採用されています。

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セフィア似のストラディックCI4+?あれ?と思った人がいるかもしれません。しかし、違います。16ストラディックCI4+は海外で絶賛発売中の同名のリールとは全く異なるリールです。カラーはよく似ていますが。

それでは16ストラディックCI4+とはどのようなリールなのか?15ストラディックと比較しながら見ていきましょう。

新型マグナムライトローター

16ストラディックCI4+の一番の目玉と言えるのが「新型マグナムライトローター」です。

レアニウムCI4+を始めとするCI4+の名を持つスピニングリールのどれにも採用されていない、15ストラディックとも全く異なる新しいマグナムライトローター。

これまでよりも軽量になりながら、剛性面が大きくアップしたというあの16ヴァンキッシュに採用されている新開発の「マグナムライトローター」とほぼ同等のものなんだそうです。

……いいの?

新型マグナムライトローターは16ヴァンキッシュにとっても目玉の1つであるはず。あるはずなのに、2万円以上も安い16ストラディックCI4+にも採用しちゃうなんて……。

シマノ恐ろしい子!

16ストラディックCI4+は、この軽量な新型マグナムライトローターの採用によって、これまでのクイックレスポンスシリーズよりも更に初動の軽い、巻きの軽いリールになっているんでしょうね。

HAGANEギア

16ストラディックCI4+はその名前から分かるように、ボディやローターにシマノが誇る軽量・高剛性のCI4+を採用した軽量な、超軽量なスピニングリールです。

しかし、ただ軽いだけのペラッペラのリールなんかではありません。16ストラディックCI4+のボディには「HGN(HAGANE)」のロゴが付いています。

つまり、16ストラディックCI4+もまた15ストラディック同様に、シマノが得意とする冷間鍛造技術によって生み出された超々ジュラルミン製のHAGANEギアが採用されたリールなのです。

まー価格を考えると別に不思議でも何でもないですかね。むしろ実売価格が1万円台半ばのリールでありながら、CFギア(コールドフォージングギア)が採用された15ストラディックの方が異常でした。

リジッドサポートドラグとレアニウムCI4+

シマノのある程度のグレードのスピニングリールには標準装備となっている「リジッドサポートドラグ」。負荷が掛かったときにスムーズに安定してラインが送り出されることで、ビッグフィッシュとも安心してファイトできるドラグシステム。

しかし、16ストラディックCI4+には採用されていないようです。

価格的にはありえない気がするのですが、16ストラディックCI4+が「レアニウムCI4+」の後継機であることを考えると理解できるかもしれません。

実はレアニウムCI4+は3万円前後という価格でありながらリジッドサポートドラグが不採用でした。他のCI4+と名の付くリールが全てリジッドサポートドラグ採用だったにも関わらず。

また、ベースとなった15ストラディックもリジッドサポートドラグ不採用であることも関係しているのかもしれません。

来年以降にリリースされるであろうストラディックCI4+をベースにしたリール――17セフィアCI4+?、17エクスセンスCI4+?――には、リジッドサポートドラグが採用されるでしょうから、リジッドサポートドラグは絶対!という方は、そちらを待つのも良いでしょう。

ハンドル&ハンドルノブ

16ヴァンキッシュの小さな番手のハンドルにはCI4+製のハンドルが新採用されたようですが、16ストラディックCI4+のハンドルはストラディックと共通だと思われます。

しかし、ハンドルノブは異なります。16ストラディックCI4+のハンドルノブは、15アルデバランや16アルデバランBFS XGなどの軽量ベイトリールに採用されているものと同じハンドルノブが採用されています。

ただ、T型ノブが採用されている番手は15ストラディックと同じかもしれません。

Gフリーボディ、コアプロテクトなど

16ストラディックCI4+はGフリーボディやコアプロテクト、ベールの開き角度の拡大、大径ドラグノブなどの近年登場した新技術の多くが、15ストラディック同様に採用されています。

スペック・発売日

製品名 ギア比 自重(g) ドラグ力(kg) 巻取長(cm) ライン(lb-m) PEライン(号-m) ベアリング 価格(円)
C2000S 5.0 160 3 66 3-110 0.6-150 6/1 30,000
C2000HSG 6.0 160 3 79 3-110 0.6-150 6/1 30,000
C2500HGS 6.0 未定 4 81 4-130 0.8-150 6/1 30,500
2500S 5.0 185 4 73 4-130 0.8-150 6/1 31,000
2500HGS 6.0 185 4 88 4-130 0.8-150 6/1 31,000
C3000 5.0 190 9 73 1-400 6/1 31,000
C3000HG 6.0 190 9 88 1-400 6/1 31,000
3000XGM 6.2 未定 9 91 1.2-150 6/1 32,000
4000XGM 6.2 未定 11 99 1.2-150 6/1 33,000

16ストラディックCI4+のファーストラインナップはC2000Sから4000XGMまでの9機種。自重はレアニウムCI4+よりも軽く、16ヴァンキッシュに匹敵する軽さです。

価格は30,000~33,000円。実売価格なら2万円台前半。機種や時期によっては2万円を切ることもあるかもしれません。

このスペックでこの価格……恐ろしいリールですね。

発売は2016年6月頃を予定しているようです。

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