釣りに行った後、リールはどうしていますか?まさかロッドに取り付けたまま放置なんてことはありませんよね?リール自身やパーツの腐食の原因となる”塩水”を被るソルトウォーターゲームの後なんかは特に注意しなくてはいけません。今回シマノTVで公開されている誰でも出来るスピニングリールのメンテナンス方法を紹介したいと思います。
スピニングリールのメンテナンスの3ステップ
たった3つの手順を踏むだけで誰でもスピニングリールのメンテナンスが出来てしまうのです。リールに限らず出来るだけいい状態で長く使えるように最低限のメンテやりましょう!
STEP1:水で洗い流す――釣行直後
釣行が終わったら塩が固まってしまう前に行いましょう。
1.ドラグを締め込みます。ドラグ内部に水が入ってしまうといけないので忘れずに!
2.弱めの水圧の真水でリール全体の塩や汚れを落とします。スプール糸巻き部やラインローラー部は念入りに!
3.洗浄後は本体を天空落としの要領で振ったり、リールのハンドルを回して水気を取りましょう。
水で洗うときの注意点
水を張った風呂桶や浴槽などにボチャンと付けてはいけません!シャワーを使用しましょう。またシャワーは温水を使ってはいけません!リール内部のグリスなどが流れてしまいます。
STEP2:リールを乾燥させる――帰宅後
1.洗浄前に締め込んだドラグをゆるめてやります。
2.直射日光の当たらない風通しのいい場所で乾燥させます。
3.注油穴(付いていれば)のキャップを開けておくと早く乾燥させることができます。
乾燥させるときの注意点
ドライヤーや直射日光で乾かすのはやめましょう。
STEP3:オイル・グリスを差す――仕上げ
取扱説明書に明記してある箇所に注油しましょう。このときにオイルとグリスの差す場所を間違えないように!
どうでしたか?意外に簡単だったでしょう?これくらいなら自分でもメンテナンスできますよね!一応シマノでは、1年に1度くらいメーカーへオーバーホールに出すこと(ハードに使っている方は半年に1回)を推奨しているようです。
大切な道具を長く使えるようにメンテナンス忘れずに!