ここ数年、試合で予選落ちすることも珍しくなく、かつて無いほどの不振にあえいでいた今江克隆プロ。しかし、2016年のJB TOP50シリーズでは、昨年までとは打って変わって、AOY(アングラー・オブ・ザ・イヤー)奪還も視野に入る位置に付ける活躍!
そんな今江克隆プロのトーナメントを今年?から支えている新たな武器――スピニングロッド エバーグリーン「KALEIDO SERPENTI(カレイド・セルペンティ)」シリーズ。いよいよ市場に投入されようとしています。
そんなわけで今回は、カレイド・セルペンティシリーズの先陣を切って発売となる「TKSS-66MHST - The "Bush Serpent"(ブッシュサーペント)」を紹介します。
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カレイド・セルペンティ「TKSS-66MHST - ブッシュサーペント」
カレイド・セルペンティ パワーフィネスシリーズ第1弾ロッドとしてリリースとなる「TKSS-66MHST - ブッシュサーペント」。オカッパリ取材も精力的にこなしている今江克隆プロの左腕――”オカッパリの左腕”になるスピニングロッドです。
ブッシュサーペントはスピニングロッドでありながら、通常のスピニングロッド用のブランクス構造ではなく、あえてベイトロッド用のブランクス構造を採用したミディアムヘビーパワーのスピニングロッドです。
更に、かつてカレイド・デジーノ(スピニング)を開発するときには、女豹のようなしなやかさが失われ、ガチムチの強すぎるロッドになってしまったため却下したという多軸補強――エバーグリーンが誇るカレイド スーパークワトロクロス――をバット部に施し、シリーズ最強のパワーを誇るロッドに仕上がっています。
その圧倒的なパワーは、エバーグリーン曰く
ロングディスタンスで大型フックを貫くフッキングパワー、さらには1,500gクラスのビッグバスをカバーから引きずり出し、ゴボウ抜きできるほどのリフティングパワーを内包しています。
ただし、抜き上げるときにロッドの角度を間違えると、どんなに強いロッドでも破損する恐れがあるので、要注意です。
ブッシュサーペントはそれだけのパワーを秘めた強靱なロッドながら、太めのタフソリッドティップを採用することによって、同等のMHパワーのベイトロッドでは扱うのが難しいようなスモラバなどの軽量なリグをも、軽快にキャストできる、操ることができる繊細さ、5インチクラスのシャッドテールをも扱えるパワーと操作性も兼ね備えています。
ブッシュサーペントは、1本あればオカッパリで大活躍してくれる汎用性の高そうなスピニングロッドです。
それでは、ブッシュサーペントのビッグバスにも負けない圧倒的なパワーを動画で見てみましょう!
カレイド・セルペンティ「ブッシュサーペント」でビッグバスを楽々キャッチ!
カレイド・セルペンティ「ブッシュサーペント」をプロデュースする今江克隆プロ自身による、実釣解説動画です。
ブッシュサーペントに、ブッシュサーペントのパワーに興味のある方はぜひご覧ください。
ブッシュサーペントのガイドとリールシート
太めのPEラインと組み合わせることによって、そのパワーを十二分に引き出せるであろうロッド「ブッシュサーペント」は、PEラインと太めのリーダーに最適なサイズのチタンフレームKガイドを、オリジナルセッティング。
ガイドリングはトップガイドのみSiCリングで、後はトルザイトリングとなっています。
リールシートはFujiのVSS16リールシートにTVSKフードを組み合わせたアップロック仕様。グリップはトーナメントアサルトシリーズやトーナメントフィネスシリーズに採用されている少し変わったグリップとは異なる、見慣れたコルク仕様のグリップです。
カレイド・セルペンティ「ブッシュサーペント」の発売日・スペック
製品名 | ブッシュサーペント - TKSS-66MHST |
全長 | 1.9m |
自重 | 111g |
パワー | MH(ミディアムヘビー) |
先径/元径 | 1.4/10.6mm |
適合ルアー | 1/16-3/4oz |
適合ライン | 4-12lb |
適合PEライン | 0.6-1.5号 |
価格 | 78,000円 |
カレイド・セルペンティ「ブッシュサーペント」の発売日は2016年7~8月頃になるようです。
1本で幅広いルアーが扱える汎用性の高いスピニングロッド、カバーからバスを引きずり出せるようなパワーを秘めたスピニングロッドを探していた方は、ブッシュサーペントを検討してみてはいかがでしょうか?