ダイワベイトリールの中で多くの派生モデルを生み、息の長い活躍を見せている名機「ZILLION(ジリオン)」。
昨年~今年、その名機ジリオンにパカパカしないTWS(T-Wing System)を搭載した「ジリオンTW」が発売となり、国内外のルアーマン達の注目を集めました。
そんなジリオンにダイワのストレスフリーバーサタイルを謳うスプール「SVスプール」を搭載したモデル「SV103H(SV103HL) / SV103XS(SV103XSL)」が新登場となります!
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ダイワ「SV103」はジリオンにSVスプールを搭載したリール!?
2015年夏、ダイワが新たに投入してきたベイトリール「SV103」。SV103という型番から、昨年日本で発売になった「SS SV103」をイメージする人もいるかと思いますが、全くの……まー別物です。
SS SV103がTD-Zの後継機とされたのに対し、SV103は名前こそ似ているもののベースは恐らく名機ジリオンです。
そしてこのSV103最大の特徴であり、注目すべき点が、軽量~重量級ルアーまでストレスなく扱えるというダイワ自慢のスプール「SVスプール(ストレスフリーバーサタイルスプール)」を搭載していることです。
これは恐らく多くのユーザーが待ち望んでいたものであり、かなり大きな意味を持つスプールの誕生になるのではないかと思います。
なぜならこれまでSVスプールには34mmと33mm(2015年新登場)径のスプールしかありませんでした。そのため36mm径のスプールを採用しているジリオンには取り付けることができなかったのです。
しかし、遂にジリオンをベースに持つリールにSVスプール(恐らく36mm径)が採用されたのです!なので今後ジリオンTWに取り付けることができるSVスプールの誕生にも期待が膨らむわけです。
SV103について
それではSV103というリールについて紹介します。
SV103に採用されているSVスプールは超々ジュラルミン製のシャロースプールとなります。まーシャロースプールといっても16lbラインが90yds.巻けるキャパがありますが(笑)
リールのフレームは剛性・耐久性に定評のあるジリオンベースらしく、フレームとギア側のサイドプレートがアルミ素材。
ギア比は「6.3:1」のハイスピードモデルと「7.9:1」エクストラハイパースピードモデルの2種類。それぞれギア比ごとにパーツカラーが異なり、6.3:1のものはゴールド、7.9:1のものはパープルとなります。
ブレーキタイプはSS SVやスティーズSVなどと同じエアブレーキシステム。ドラグタイプはUTD(アルティメットトーナメントドラグ)。
ハンドルには90mmサイズのロングクランクハンドルとUSタトゥーラにも採用されていた大型ノブが採用されています。
カラーはアルファスSVを彷彿とさせるようなシルバー×ブラックの2トーンカラー。フレームがシルバー、サイドプレートがブラック。
そして安心と信頼のMade in Japan(日本製)です。
SV103のスペック
パカパカしないTWSが採用されていないものの、価格はジリオンTWSと同じとなります。日本で発売される可能性があるかはわかりませんが。