以前こちらの記事(ジリオンTWS HDカスタムがきたー!発売日・スペック・価格は)で紹介したダイワ「ジリオンTW」の派生モデル「NEW ZILLION Type HD(ニュージリオンHD)」。
遂にお披露目となりましたのでオリジナル15ジリオンTWとの違いをスペックや価格と比較しながら見ていきたいと思います!
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ダイワ「ジリオンHD(ジリオンTW HDカスタム?)」
世界最大規模のフィッシングショーICAST2015でお披露目となったダイワ「ジリオンHD」。
見た目的にはシーバス用ベイトリールとして発売になった「モアザンPE SV」を彷彿とさせるようなカラーになっています(モアザンPE SVもベースはジリオンTW)。
個人的には15ジリオンTWよりも黒みの増したように見えるボディカラー、モアザンPE SVのようなゴールドカラーが映えるメカニカルキャップ、そして7.3というギア比を示すレッドが格好いいと思います。
サムレストのカラーに注目しさえしなければ。
サムレスト?そう、USダイワのサイトだとよくわからないのですが、ジリオンHDのサムレストはなぜかグロッシーなボディカラーとは違う、マットな感じになっているのです。なぜかサムレストだけ。
個人的には解せぬって感じです。なぜ統一しなかったのかと。もしかしたらサムレストをマットブラック?にしたことには大きな理由があるのかもしれませんが。
とカラーについてはここまでにして、ジリオンTWとどこが違うのかを見ていきます。
ジリオンHDはジリオンTWとここが違う!
ジリオンHDはカラー以外でジリオンTWとはどこが違うのでしょうか?
最大ドラグ力
以前の記事で予想した通り、最大ドラグ力がHD(ヘビーデューティー)仕様らしく強くなっています。
US版のジリオンTWSの最大ドラグ力が約6kg、日本版ジリオンTWの最大ドラグ力が約5kgだったのに対し、ジリオンHDの最大ドラグ力は約7kgとなっています。
ドラグシステムは変更なくUTD(アルティメットトーナメントドラグ)。
ハンドル&ハンドルノブ
ハンドルとハンドルノブも予想通り、ジリオンTWとは異なる長さ、異なる大きさのものが採用されています。
90mmのクランクハンドルにI型ノブが採用されていたジリオンTWに対し、ジリオンHDには100mmのロングクランクハンドルとEVAの丸型ノブが採用されています。
ガッツリと覆うように握っても良し、指で摘まむようにソフトに握っても良しでしょう!
それとこうしてハンドルが長くなり、ハンドルノブが大きくなったため、自重が重くなっているのではないかと思います。
スプール
以前の記事でジリオンHDのスプールは、ジリオンTWよりも太いラインが多く巻けるディープスプール(深溝スプール)になると予想しました。
しかし、もしかしたら違うかもしれません。
まだ公式サイトにラインキャパ(糸巻量)の情報が掲載されていないのでわからないのですが、スプールの解説には「deep spool」という記載がありません。
そのためもしかしたらジリオンTWと同じ16lb-100mの糸巻量を持つ超々ジュラルミン製のスプールかもしれません。
マグシールドボールベアリング
ジリオンHDにはマグシールドボールベアリングが1つ、CRBBが8つ採用されています。
これは日本版15ジリオンTWと同じ仕様となりますが、US版ジリオンTWSには新採用となります。US版ジリオンTWSにはマグシールドボールベアリングは採用されていませんでしたし、CRBBも9つのうち2つしか採用されていませんでした。
そのためUS版ジリオンTWSからすればよりソルトでの使用に強いリールになったと言えます。
価格
ジリオンHDの価格はUS版ジリオンTWSよりも50ドルほど高くなっています。
US版ジリオンTWS:299ドル
US版ジリオンHD:349ドル
ここまでの情報からするとジリオンHDと日本版ジリオンTWの違いは、最大ドラグ力、自重、ハンドルとハンドルノブ、カラーとなります。もしもスプールとギア(ハイパーデジギヤ)に違いがなければ。
となると思っていたよりも大きな違いはないような気がしますね。まーそれだけ日本版ジリオンTWがタフなリールだったということかもしれませんけど。
続報が入り次第追記します。
ジリオンHDのスペック
- 製品名
- ジリオンHD
- ギア比
- 7.3:1
- 自重
- 不明
- 糸巻量
- 不明
- ベアリング
- MBB1 / CRBB8 / RB1
- 価格
- 349ドル