今回はSHIMANO(シマノ)アジングロッドのフラッグシップモデル「16 Soare XTUNE Ajing(16ソアレエクスチューン アジング S508L-S/S604L-S/S610L-S)」を紹介します。
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シマノ「16ソアレエクスチューン アジング」
セフィアエクスチューンよりも早く発売されていたにも関わらず、同じ年にフルモデルチェンジすることとなった積極的に掛けていくアジングロッド「16ソアレエクスチューン アジング」。
シマノアジングロッドの最高峰に位置するロッドらしく、Xガイドやブリッジライクシートなど従来のソアレシリーズには採用されていない最新の武器を装備し、前ソアレエクスチューンから大幅に軽量化され、進化したロッドとなっています。
ラインナップも時代に合わせたモデルを追加。
- S508L-S
- S604L-S
- S610L-S
3機種共に掛け調子のためのティップ――ハイレスポンスソリッドを採用したソリッドティップモデル。
開発に関わったシマノのソルトウォーターフィールドテスター丹羽喜嗣曰く
今のアジングシーンに最大限アジャストさせていったのがこの竿だ、と僕は言い切れる。激戦区的なフィールドで競り勝つというより、自分の追い求めている魚を無駄なく無理なくものにできるか、というのを究極の形で表現してくれているのではないかと思う。
それではフルモデルチェンジを果たした16ソアレエクスチューン アジングが、11ソアレエクスチューンからどこが変わったのか?見ていきましょう!
16ソアレエクスチューン アジングはXガイド搭載!
16ソアレエクスチューン アジングを語る上で外せないのが、Fuji(富士工業)製ではない、シマノオリジナルのガイド「Xガイド」です。
Xガイドはシマノが得意とする冷間鍛造技術を用いたチタン素材の3D一体構造のガイドフレームで、小さく軽く強いガイドとなっています。また、考え抜かれた傾斜角度と極力段差を無くしたデザインによって、糸絡みを抑制。
実際にXガイド搭載ロッドを使用した人によると、わざとラインを絡ませようとしても絡まないくらいなんだとか。
16ソアレエクスチューン アジングはそんなXガイドを、マッスルカーボン、ハイパワーX、スパイラルXなどによって補強されたブランクスに搭載することによって、ブランクスが本来持っている性能を120%引き出すことを可能にしています。
ただし、全てのガイドがXガイドというわけではなく、トップガイドから4個目までがXガイド(+SiCリング)。それよりも下はチタンフレームガイド+トルザイトリングとなっています。
ブリッジライクシート&カーボンモノコックグリップ
16ソアレエクスチューン アジングはガイドだけでなく、リールシートにもダウンロック仕様の軽量かつ高感度な「ブリッジライクシート」と呼ばれる、CI4+を採用したシマノオリジナルのリールシートが採用されています。
また、グリップエンドにはシマノが誇る中空構造のカーボンモノコックグリップを採用することで、軽さと感度を向上させています。
16ソアレエクスチューンのカーボンモノコックグリップは、これまでのものよりもコンパクトになっているように見えますね。
それでは、16ソアレエクスチューン アジングのラインナップを見ていきましょう。
シマノ「16ソアレエクスチューン アジング S508L-S」
16ソアレエクスチューン アジングで最注目のモデルが”THE SWASHER ~近距離戦の闘士~”の名が与えられた「S508L-S」でしょう。
近距離を釣り尽くすをコンセプトに開発されたS508L-Sは、ソアレシリーズ史上初となる5フィート台のショートレングスモデルです。
ショートレングスのロッドならではの軽量ジグヘッドさえも意のままに操ることを可能にする圧倒的な操作性、取り回しの良さ、そしてソアレエクスチューン史上最高の感度を体感できるロッド、かもしれません。
シマノ「16ソアレエクスチューン アジング S604L-S」
11ソアレエクスチューン アジングモデルにもラインナップされていた、6フィート4インチのレングスとライトパワーが与えられた「16ソアレエクスチューン アジング S604L-S」。
THE FENCER ~掛けの剣客~の名を持つS604L-Sは、限界まで硬さを追い求めたというS508L-Sよりも柔らかめに設定されたハイレスポンスソリッドを採用しており、潮流の変化やルアーの変化を捉え、バイトを掛けることができる”ただ硬いだけではないロッド”になっているようです。
シマノ「16ソアレエクスチューン アジング S610L-S」
こちらも11ソアレエクスチューン アジングモデルから引き続いてのラインナップとなる「16ソアレエクスチューン アジング S610L-S」。
6フィート10インチというソアレエクスチューン アジングシリーズ最長レングスを有するS610L-Sは、S508L-SやS604L-Sよりも重いルアー・リグを操ることができ、ジグヘッド、スプリットショットリグ、キャロライナリグ、プラグ、メタルジグなど幅広いルアー・リグに対応できるバーサタイルロッドです。
サブネーム?はTHE SWORDMASTER ~掛けの剣匠~。
シマノ「16ソアレエクスチューン アジング」の発売日・スペック
製品名 | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | ルアー(g) | PEライン(号) | ライン(lb) | 価格(円) |
S508L-S | 1.73 | 2 | 89.3 | 60 | 0.8/7.4 | 0.6-12 | 0.1-0.6 | 1.5-4.0 | 48,500 |
S604L-S | 1.93 | 2 | 99.3 | 65 | 0.8/8.4 | 0.6-12 | 0.1-0.6 | 1.5-4.0 | 49,000 |
S610L-S | 2.08 | 2 | 106.8 | 67 | 0.8/9.1 | 0.6-12 | 0.1-0.6 | 1.5-4.0 | 49,500 |
16ソアレエクスチューン アジングの価格は48,500~49,500円と前モデルから約4,000円~ほど高くなっています。実売価格は3万円台半ば~後半くらいでしょうか。
16ソアレエクスチューン アジングはフラッグシップモデルとはいえ、割引率が高いため、安くはないけど高すぎることもないくらいの価格で購入できるかなと思います。
16ソアレエクスチューン アジングの発売日は2016年9月頃を予定しているようです。ハイシーズンのアジングを楽しむことができそうです。
ソアレエクスチューンを愛用していた方、本格的にアジングを始めようと思っている方、新しい16ソアレエクスチューン アジングの導入を検討してはいかがですか?