最近ようやくイニシエーション・ラブを読みました。読む前のハードルが高かったせいか思った程ではなく。ストーリーにしても売りである○○○○○○にしても驚くことはありませんでした。と、こんばんは。
今回は以前こちら↓の記事で紹介したシマノの隠し玉「15 STRADIC(15ストラディック)」の気になっていた全容が遂に明らかになりましたので紹介します!。
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シマノ「15ストラディック」が凄すぎる!
4年ぶりにフルモデルチェンジとなった「15ツインパワー」に続くシマノのNEWスピニングリール「15ストラディック」。
スペックだけを見れば上位機種に迫る、実売価格1万円台半ば~のリールとは思えないレベルです。このクラスのリールにこれだけの新技術を詰め込んでパワーアップさせてもいいの?というくらいの仕上がりのリールです。
それでは15ストラディックのどこが凄いのかを少しずつ見ていきましょう!
とその前にバイオマスター後継機説に触れておきます。
15ストラディックが15バイオマスターかもしれない理由
4年周期
1つは現行のバイオマスターがモデルチェンジするのにちょうど良いタイミングであること。現行のバイオマスターが発売になったのは2011年。今年で4年目となります。
10ステラが14ステラになったように、11ツインパワーが15ツインパワーになったように、バイオーマスターも今年モデルチェンジしてもおかしくないタイミングなのです。
HAGANEボディ
もう1つがSTRADICの画像に「HAGANEが生んだ新モデル」と書かれており、更にリールのボディにもHGNのロゴが入っていることです。
これは恐らくSTRADICがHAGANEボディであることを示していると思われます。なのでアルミハイブリッドボディを持つバイオマスターの後継機的な位置づけのリールではないかと思うのです。
引用:シマノ「15ストラディック(STRADIC)」が新発売!価格・性能は?
15ストラディックはCFギア!
15ストラディックには上位機種の14ステラや15ツインパワーに新採用された新技術が惜しげも無く採用されているのですが、まず最初に触れておきたいのがドライブギアです。
11バイオマスターのドライブギアは廉価モデルでお馴染みの亜鉛ダイキャストギアでした。
しかし、この15ストラディックは11バイオマスターと同じ価格帯であるにも関わらずCFギア(コールドフォージングギア)を採用してきたのです!
シマノが得意とする冷間鍛造技術で作られたHAGANEギアの採用によって、15ストラディックがこれまで以上に優れた耐久性と巻き心地を備えたリールになっていることは間違いないでしょう!
ただ15ツインパワーのようにギアが大きく厚くなっているかは不明です。またピニオンギアはこれまで同様真鍮製の可能性があり、こういうところで上位機種との差別化を図っているのかなと思います。
コアプロテクト
14ステラがフルモデルチェンジした際に売りの1つだった初期性能を長く維持するという防水技術「コアプロテクト」。
1万円台半ばの15ストラディックにも採用です!また防水性能を高めるためにストッパーレバーも恐らく廃止されているのではないかと思われます。
ただしコアプロテクト採用といっても14ステラや15ツインパワーのようにIPX4相当という記述が見当たらないため、防水性能が上位機種に比べると劣る可能性も考えられます。
Gフリーボディ他
重心を手元に近づけることで体感的により軽く感じさせるGフリーボディに、大径ベール、大径ドラグノブ、新形状ラインクリップ、ベールの開き角度の拡大なども15ストラディックには採用されています。
この価格帯のリールに惜しげも無くこれらを採用してきたということは、コアプロテクトを含め、これが今後のシマノスピニングリールのスタンダードになりそうですね。
となると来年モデルチェンジするかもしれないヴァンキッシュなども俄然楽しみになってきますね!
15ストラディックに採用されなかったもの
上位機種には採用されながら15ストラディックに採用されなかったものも幾つかあります。15ツインパワーにすら採用されなかったマイクロモジュールギアは言うまでもありませんが。
それが
・Sダイレクトギア
・リジッドサポートドラグ
・AR-Cライトスプール
です。
15ストラディックのラインナップ&スペック
15ストラディックのファーストラインナップは10機種。
1000S / C2000HGS
2500S / 2500HGS / C3000 / C3000HG
3000HGM / 4000 / 4000HGM / 4000XGM
ちょっと寂しいラインナップですね。まー替えスプール買えよってことかもしれませんが(笑)
11バイオマスターに比べてかなり軽くなっていますし、価格も1万円台半ばと買いやすい価格です。最初の1台としては十分な性能を発揮してくれるリールになるのではないでしょうか?
個人的には15ツインパワーよりも見た目がカッコイイような気がします。しましたが、そうでもなかったです。