2013年7月19日から21日まで霞ヶ浦・北浦で開催予定だったJB TOP50 第3戦 東レ・ソラロームCUP。しかし、強風で昨日の試合が中止となったため、実質2日目の今日初日が行われました。
2日間開催となったJB TOP50 第3戦、波乱は起きたか?
ノーフィッシュが続出した第2戦 遠賀川と打って変わって全56人中55人が釣ってきた(頼末敦プロはボートトラブルで失格)第3戦初日。リミットメイク達成は16人と第2戦からプラス10人となっています。
初日5kgオーバーを持ち込んでトップに立ったのは――
2012年JB TOP50シリーズ第1戦以降の4戦全て予選落ち。年間ランキング52位に沈んだ田渕秀明プロが、第3戦初日トップに立ちました。しかもたった1人5kgオーバーを持ち込み、2位に1kg以上の差を付けるトップウエイトを叩き出しました。残りは明日の1日のみ。このまま優勝という波乱の可能性十分です。
2位~6位
2位は小野俊郎プロ。第2戦では2日連続ノーフィッシュというパーフェクトゲーム達成で55位(ゼッケンナンバーが上位でなければ最下位)。この日はそんな汚名を返上する5匹4230g。
3位はここまでの年間ランキングで2位に付ける市村直之プロ。将来を嘱望されたホープが、父になり、遂に才能が開花したか。
4位は篠塚亮プロ。年間ランキングは7位といい位置に付けています。
5位は北大祐プロ。年間ランキングは市村直之プロに続く3位。
6位は第2戦遠賀川で優勝でもおかしくないウエイトを出しながら準優勝という結果に泣いた川口直人プロ。
10位~
10位に第1戦早明浦ダムでJB TOP50シリーズ初優勝を飾った澳原潤プロ。
12位に薮田和幸プロ。今年JB TOP50シリーズ初参戦ながら第1戦で5位入賞を果たしたダークホース。
19位に昨年度年間ランキング3位、突然のルール変更にも負けずエリート5を制した野村俊介プロ。ここまで2戦連続予選落ちと絶不調。復活の狼煙となるか。
20位に昨年のジャパンスーパーバスクラシック覇者青木大介プロ。ここまで目立った活躍はないものの年間ランキング16位に付けています。
24位に今江克隆プロ。第1戦47位でまさかの予選落ち。第2戦は7位と盛り返しました。しかし、第1戦、第2戦ともに初日以降ウエイトを落とす結果になっているので……。
29位に第2戦遠賀川で圧倒的なウエイトを叩き出し、ほぼパーフェクトな試合展開で優勝した沢村幸弘プロ。ここまでの年間ランキングも4位に付けています。
昨年度年間ランキング上位陣が仲良く並ぶ34位~36位
34位に昨年度JB TOP50シリーズ王者でスリータイムスチャンピオンの小森嗣彦プロ。第1戦、第2戦に続き、冴えない試合展開が続いています。ここからの逆襲はあるか?
35位に昨年度年間ランキング4位の馬淵利治プロ。第1戦で4位に入りながら第2戦では43位で予選落ち。しかしながら、ここまでの年間ランキングは18位。踏ん張りどころです。
36位に昨年度年間ランキング2位の福島健プロ。初日以降徐々に順位を上げてくるタイプの福島プロ。本来ならここからの捲りに期待したいところですが、残りは明日1日だけ。果たして――。
ここまでの年間ランキングトップがこんなところに
49位には第1戦6位、第2戦3位と安定した成績で堂々の年間ランキングトップに立っているSHINGOプロ。まさかの展開です。
明日の展望
泣いても笑っても残すは明日1日のみ。初日トップの田渕プロが逃げ切るのか、はたまた他のプロが逆転するのか。個人的には、今シーズンここまでの2戦、日に日に調子を上げきている市村直之プロに期待したいと思います。