DAIWA TATULA
ダイワの最新技術を搭載した新作ベイトリール「TATULA(タトゥラ)」のスペックと価格が判明しました。
TATULAはProject Tと名付けられたダイワが今冬に発売を予定しているTWS(T-Wing System)を搭載したベイトキャスティングリールです。日本で発売されるかはまだ未定ですが、村上晴彦さんがダイワ本社を訪れたときに見たそうなので、日本でも発売するのかもしれません。
ダイワ「Tatula」日本での発売が決定!日本仕様でデビュー!スペックも公開!
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このTATULAはタフさを1つのコンセプトとしたリールで、フレームとサイドプレート――ギアを支えるハウジング――にアルミを採用。
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ギアはT3やジリオンに採用されているものよりも1~2回りくらい大きなギアとなっています。
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スプール径は34mm、スプール幅は27mmとなっています。
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スプール幅が長くなるとそれに伴いリール幅も長くなっていた(アメリカで普及している)従来機とは違い、TDジリオンと同等の65.2mmとなっています。スプール重量は18.0g。さすがに幅が広くなった分スプールは重いですね。
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ハンドルはダイワではお馴染みのカーボンクランクハンドル。ノブにはガッツリと握って回せるように大型のノブが採用されています。
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そしてTATULA最大の特徴の1つが”AIR ROTATION”。こればかりは動画で見てもらうのが1番なんですが、ハンドルを弾いた(フリック)とき、抵抗なくスムーズに回ります。従来機よりも圧倒的に回ります。
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クラッチにはダイワZやRYOGA、T3に採用されている”ソルトバリアタフクラッチ”を採用。金属間に絶縁体を用いることで、海水で使用したときに起こる塩水による電触トラブルを軽減します。
タフ
ギア
スプール
ハンドル
AIR ROTATION
クラッチ
TATULAの価格
最後になりましたが価格の話。TATULA発表当時、TATULAは上位機種の位置づけになるのではという予想が多数でした。現行のパカパカを否定するようなTWSに、AIR ROTATIONという新しい技術を搭載してきたわけですから当然といえば当然です。しかし、判明した価格はなんと149.95ドル。1ドル100円で計算すると約15,000円。実売価格は更に安くなるでしょうから……信じられない。でもうれしい価格です!
スペック
製品名:TATULA
ギア比:5.4:1、6.3:1、7.3:1
最大ドラグ力:5.98(6.0)kg
標準巻糸量:16-100(lb-m)
スプール径:34mm
ベアリング(ボール/ローラー):7/1
ブレーキシステム:マグフォースZ
価格:149.95ドル
生産国:タイ
※スペックや価格は現段階で判明しているものであり、今冬までに変更される可能性があります。
発売が今から待ち遠しいですね!