株式会社イマカツを退社した藤木淳プロが立ち上げたNEWブランド「FLASH UNION(フラッシュユニオン)」。
今回はそのフラッシュユニオンから第3弾ルアーとして発売となるソフトスイムベイト「UNION SWIMMER(ユニオンスイマー)」を、藤木淳プロによる解説動画と共に紹介します!
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フラッシュユニオン「ユニオンスイマー」が面白い!
フラッシュストレート、ユニオンクローに続いての登場となるメーカー初のソフトスイムベイト「ユニオンスイマー155」。
ユニオンスイマーはソフトスイムベイトとしては珍しいフローティングタイプのルアーとなります。といっても水面をバチャバチャと泳ぐのではなく、巻けば少しだけ潜り、水面直下をトレースすることができます。
そのため、シンキングタイプのスイムベイトではできないストップ&ゴーやジャーク&ポーズなどで止めて浮かせて喰わせるといった使い方が可能です。
またユニオンスイマーの命とも言えるスティンガーステップダウンテールと呼ばれるテールは、デッドスローに巻いてもしっかりと動き、ファストリトリーブで使っても泳ぎが破綻することはありません。
サイズは全長155mm、自重は不明ながら恐らく1~2ozくらいのミディアムヘビー、ヘビークラスのタックルで扱えるルアーになるのではないかと思います。
ユニオンスイマーはフックホールドシステム完備!
藤木淳プロ曰くユニオンスイマーの最大の特徴はフックホールドシステムを採用していることです。
フィッシュアローのビビッドクルーズやメガバスのマグドラフトがマグネットによるフックホールドシステムを搭載して大変話題となりましたが、ユニオンスイマーのホールドシステムはそれらとは異なります。
ユニオンスイマーはフックを固定するためのスリットをベリー部に搭載したのです。このスリットにはボディとは異なる硬い素材を採用しており、ボディを傷つけることなく何回でも何十回でもしっかりとフックを固定することができるそうです。
またマグネットのようにいつの間にか無くなってしまったなんてこともないでしょう。
マグネットによるフックホールドシステムが出てきたときには「なんて画期的なんだ!」と感動したものですが、これはこれで素晴らしいですね!
スイムベイト好きとしてはかなり楽しみです!
それではユニオンスイマーの実際のアクションと使い方を動画で確認してみましょう!
ユニオンスイマーの特徴と使い方を動画で解説
ユニオンスイマーはただ巻きで使えば、水面直下あたりをシャッドテールを千切れんばかりに振り回しながら、しかしボディは若干ロールするもののテールのアクションに影響されない安定したスイム姿勢をキープしながら引いてくることができます。
これはゆっくり巻いても速く巻いても変わらないそうです。
また有効な使い方はストレートリトリーブだけではありません。ユニオンスイマーはジャークの強弱によって異なるアクションを演出することができるのです。
弱いジャークを加えてやればドリルのようにボディを回転させながらダイブする通称「ドリルフラッシュ」というアクションが。
強いジャークを加えてやればヒラを打ちながら左右へのダートアクションを演出することができるのです!
ストレートリトリーブからのジャークやジャーク&ポーズなど様々なアクションを組み合わせることで、色々な使い方、喰わせ方ができそうな面白そうなルアーです。
ユニオンスイマーのスペック
- 製品名
- ユニオンスイマー
- 全長
- 155mm
- 自重
- 不明
- 価格
- 3,000円
ユニオンスイマーはボディ表面は柔らかな素材を採用し、ボディ内部に耐久性のある素材を採用することで、艶めかしいアクションを実現しながら、耐久性に優れたルアーに仕上がっています。
実際にシーバスゲームで使ったところ、20匹以上釣ってようやくベリー部に裂け目が入ったそうなので、耐久性はマジで半端ないです!あまりの耐久性が良いため、作った藤木さん自身も「しまったなぁ……」と思っているみたいです(笑)
3,000円と少し値は張りますが、ユニオンスイマーは十分元が取れる……どころか、お釣りがくるレベルかもしれません。
発売は2015年10月頃を予定しているようです。