今回は村上晴彦さんがルアーデザイナーを務めるissei(一誠)×DAIWA(ダイワ)コラボのベイトリールとなる「TATULA HLC TW 6.3 L/R-IS(タトゥーラHLC TW 6.3 L/R)」を、オリジナルタトゥーラHLCとの違いと共に紹介します。
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一誠×ダイワ「タトゥーラHLC TW 6.3 L/R-IS」村上晴彦監修モデル
世界一のブラックバスを生んだ琵琶湖の浜で磨き上げられ、ハマジリオンの異名で親しまれたジリオンHLC(ハイパーロングキャスト)の遺伝子と、ダイワが生んだターンアラウンドタイプのTWS(T-Wing System)の融合によって生まれたハマの長距離砲(笑)「タトゥーラHLC」。
そんなタトゥーラHLCをベースに、issei(一誠)とのコラボによって誕生したベイトリールが「タトゥーラHLC TW 6.3 L/R」です。もちろん、ベース機となったタトゥーラHLCと同じく村上晴彦さん監修モデルです!
それでは早速、「タトゥーラHLC TW 6.3」はissei(一誠)コラボによってどこが変わったのか?ベース機と比較しながら見ていきましょう。
タトゥーラHLC TW 6.3のギア比と巻取長
issei(一誠)コラボモデルとなる「タトゥーラHLC TW 6.3」とオリジナルタトゥーラHLCとの最大の違いとなるのが「ギア比と巻取長」です。
オリジナルタトゥーラHLCに採用されているギア比は、スーパーハイギアモデルとなる「7.3」、エクストラハイギアモデルとなる「8.1」の2つ。
■ギヤ比7.3・・・巻き物早巻きバーサタイル
■ギヤ比8.1・・・撃ちの釣りやバイブレーションのリフト&フォール
それに対して、タトゥーラHLC TW 6.3のギア比は「6.3」。オリジナルタトゥーラHLCにはラインナップされていない(ダイワ風に言うと)ハイギアモデルとなります。
そして、それに伴って最大巻取長も「67cm」となり、タトゥーラHLCシリーズ最遅になっています。
製品名 | タトゥーラHLC TW 6.3 | タトゥーラHLC 7.3 | タトゥーラHLC 8.1 |
巻取長 | 67cm | 77cm | 86cm |
タトゥーラHLCは魅力的だけど、ちょっとハイギアすぎるんだよなーと思っていた方にとって、issei(一誠)コラボのタトゥーラHLC TW 6.3は待ちに待ったリールかもしれません。
タトゥーラHLC TW 6.3のハンドル&ハンドルノブ
issei(一誠)コラボモデルとなる「タトゥーラHLC TW 6.3」の2つ目の変更点は「ハンドルとハンドルノブ」です。
ハンドル長はオリジナルタトゥーラHLCと同じ90cmながら、タトゥーラHLC TW 6.3のハンドルはアルミ製ではなく、カーボン素材の「カーボンクランクハンドル」になっています。
そして、ハンドルノブもオリジナルタトゥーラHLCのI型ノブ(Iシェイプノブ)とは異なる、ラウンド型のEVA製ノブ「パワーライトノブS」を採用。これもボディからと同じくブラックカラーを採用した特別仕様。
ハンドルノブにはベアリングが2つずつ入った2BB仕様になっているようです。
タトゥーラHLC TW 6.3だけのオリジナルデザイン&カラー
タトゥーラHLC TW 6.3が変わったのは機能面だけでなく、デザイン&カラーもタトゥーラHLC TW 6.3だけの特別仕様。
タトゥーラHLC TW 6.3はマットブラックカラーを身に纏い、サイドプレートにはissei(一誠)コラボを示す、ザリガニのロゴマークと「Green.Clay.fish」の文字がデザインされたものになっています。
ギア比7.3、8.1のオリジナルタトゥーラHLCにもぜひ採用して欲しい、という声も出てきそうなカッコイイカラーリングです!
そんなマットブラックカラーのタトゥーラHLC、どこかで見たような?と既視感を覚えた人もいるかもしれません。
そう、昨年SLPワークスが主催したコンテスト「SLP WORKSドレスアップコンテスト」にて、賞をもらったリールこそが、このタトゥーラHLC TW 6.3のカラー・デザインのベースになったリールなのです。
作り上げたのは何を隠そうこのタトゥーラHLC TW 6.3を監修する村上晴彦さん(笑)
それでは、村上晴彦さんによるタトゥーラHLC TW 6.3の解説動画を見てみましょう。
タトゥーラHLC TW 6.3を動画で解説
issei×ダイワ「タトゥーラHLC TW 6.3」の発売日・スペック
製品名 | ギア比 | 自重(g) | 最大ドラグ力(kg) | 糸巻量(lb-m) | 巻取長(cm) | ベアリング | 価格(円) |
6.3R-TW | 6.3 | 不明 | 5 | 14-105,16-90 | 67 | 9/1 | 34,800 |
6.3L-TW | 6.3 | 不明 | 5 | 14-105,16-90 | 67 | 9/1 | 34,800 |
一誠×ダイワ「タトゥーラHLC TW 6.3」の価格は34,800円とベースとなったタトゥーラHLCよりも2,000円ほど高い価格設定となっています。価格差は2,000円ですが、タトゥーラHLC TW 6.3はisseiからの発売になるそうなので、ベース機よりも割引率が低いかもしれません。
一誠×ダイワ「タトゥーラHLC TW 6.3」の発売日は2016年11月下旬頃を予定しているようです。
発売はまだ少し先となりますが、限定生産モデルとなるそうなので、村上晴彦さんファンはもちろん、絶対に逃したくないという方は早めに予約なりなんなりしておいた方が良いかもしれません。
タトゥーラHLC 6.3 村上晴彦監修モデルの違いまとめ
- タトゥーラHLC TW 6.3のギア比はオリジナルタトゥーラHLCにはない「6.3」
- タトゥーラHLC TW 6.3の最大巻取長は「67cm」
- タトゥーラHLC TW 6.3のハンドルは、ハンドル長90cmのカーボンクランクハンドル。オリジナルタトゥーラHLCはアルミ素材のクランクハンドル。
- タトゥーラHLC TW 6.3のハンドルノブは2BB仕様のパワーライトノブS
- タトゥーラHLC TW 6.3はマットブラックカラーに、issei(一誠)コラボを示すロゴマーク入のオリジナルデザイン&カラー。
- タトゥーラHLC TW 6.3の価格はオリジナルタトゥーラHLCよりも2,000円高い34,800円