JB TOP50所属で現在年間ランキングで2位につける好調の市村直之プロ。自身がプロデュースしたグラスタージグを使って、夏に狙うべき3種類のウィードを実釣&解説します。
3種類のウィードとは
琵琶湖に生えているウィードの中で、夏に狙うべき3種類のウィートはエビモ、カナダモ、ササバモです。
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市村プロがまず狙ったのがエビモ。密度がありブラックバスが隠れることができるシェード(影)を作ってくれる背が高い――3~4mの水深のポイントで、水面近くまで伸びているような――ウィードがエビモ。エビモは葉や茎にルアーやラインが絡まりやすいため、しっかりと沈んでくれるウエイトが必要ということで使ったのがグラスタージグ16g。
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エビモは他のウィードと比べて高さがあり、フォールでのアピールの重要性が高い。なので、同じウエイトのテキサスよりもラバーの付いたジグの方がフォールスピードが抑えられて、バスに長く見せることができるから
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エビモの次にシェードの要素が強いのがカナダモ。密度が濃く高さ――1~2mくらい――が揃っているウィードがカナダモであることが多く、そういったエリアを狙っていく。カナダモはエビモよりも柔らかく密度が濃いため、細かいロッドワークで丁寧に少ないスペースへフリーフォールさせる。使うグラスタージグのウエイトは13g。
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沖側のチャンネルラインのウィードがないエリアから一発目にあるウィードエリア。そこにあるササバモを狙う。ササバモは引っ掛かりやすいので軽めのウエイトのグラスタージグ(10g)を使用。ササバモはエビモやカナダモのようにシェードを狙うのではなく、ウィードの面にあるポケットを狙うイメージ。
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ジグを着底させたらロッド、ライン、ジグを一直線に。ジグの重みを感じながらリフト。このときラインはピンピンに張った状態にはしない。フォールはフリーフォール。ラインをダルダルの状態で落とす。このフォール中にバイトが集中するが、手元でアタリを取ろうするのは×。きっちりとフリーフォールさせた後にきいてやる。
エビモ
なぜテキサスではなく、ジグなのか
カナダモ
ササバモ
グラスタージグの使い方
トッププロが使うサマーパターン。動画を見てこの夏のブラックバス攻略の参考にしてはいかがでしょうか?