Jackall(ジャッカル)×SHIMANO(シマノ)のクロスオーバーレボリューション第2弾ロッドとしてデビューした「ポイズンアドレナ」。リアルな汎用性を実感できるバスロッドとして高い人気を得たシリーズです。
今回はフルモデルチェンジを果たして新登場となる期待の第2世代ポイズンアドレナ――「ポイズンアドレナ 2018年モデル」を紹介します。
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フルモデルチェンジを果たしたシマノ「ポイズンアドレナ 2018年モデル」
2013年に新登場となったジャッカル×シマノのクロスオーバーレボリューション第2弾「ポイズンアドレナ」。
ジャッカル×シマノのコラボロッド第1弾となった「ポイズングロリアス」よりも下位に位置するロッドながら、バスロッドとして初めて軽量・高感度な「カーボンモノコックグリップ」を採用するなど、最新の技術が採用されたロッドでした。
そんな「ポイズンアドレナ」が5年の年月を経て、2018年フルモデルチェンジ!
「18ポイズンアドレナ」は上位機種にも採用されている強度を落とすことなく大幅な軽量化を果たし、パワーの向上と高い感度も実現する「アルティメットブランクスデザイン」や、更なる高強度化を実現する「スパイラルXコア」、「ナノピッチ」など、ポイズンアルティマやポイズングロリアスにも劣らない技術が新採用。
更に、18ポイズンアドレナ最大の特徴とも言える、軽さと感度を飛躍的に向上させる新たなカーボン一体成型グリップ「フルカーボンモノコックグリップ」が、シマノのルアーロッドとして初採用となっています。
フルカーボンモノコックグリップ
「ポイズンアルティマ」、「ポイズングロリアス」とポイズンシリーズでは今や当たり前となったカーボン一体成型グリップ「カーボンモノコックグリップ」。
フルモデルチェンジを果たした「18ポイズンアドレナ」にも当然採用されていますが、ただの「カーボンモノコックグリップ」ではありません。
18ポイズンアドレナには「フルカーボンモノコックグリップ」というリアグリップに留まらず、常に手に触れ続けることになるであろうリールシート後方までを一体成型した新しいカーボンモノコックグリップが採用されています。
18ポイズンアドレナはこのフルカーボンモノコックグリップの採用などによって、軽量なロッドであった前モデルから更に約10%もの軽量化を実現しているそうです!
製品名 | 18ポイズンアドレナ | 旧ポイズンアドレナ |
1610M | 不明 | 112g |
172H | 不明 | 127g |
264UL | 不明 | 90g |
266L | 不明 | 92g |
感度に至っては約30%程度向上している、とフィッシングショーでシマノスタッフの方がおっしゃっていました。
フィッシングショーでは18ポイズンアドレナに触れ、向上した感度を体感できる実験?のようなものをさせていただいたのですが、他のロッドに比べても確かに振動を強く感じることができたように思います。が、参考にはしないでください(笑)
18ポイズンアドレナの特徴を解説
フルモデルチェンジを果たした「18ポイズンアドレナ」の特徴を、ジャッカル社長の小野俊郎プロが解説してくれる動画です。気になっている方はぜひ参考にされてはいかがでしょうか?
18ポイズンアドレナ(1ピース)のスペック・発売日
18ポイズンアドレナ(1ピース)のファーストラインナップはベイトキャスティングモデル8機種、スピニングモデル4機種の計12機種。
不動の人気を誇る「1610M」を始めとした定番のモデルに、”ショアマルチプレイヤー”と名付けられた「1611M+」やティップに低弾性カーボンが採用された「174H-LM」など注目の新モデルを加えたラインナップとなっています。
18ポイズンアドレナ ベイトキャスティングモデル
品番 | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ルアー(g) | ライン(lb) | ライン(号) | テーパー | 価格(円) |
163L-BFS | 1.91 | 1 | 191.0 | 不明 | 1.6 | 4-12 | 6-12 | FF | 34,500 | |
163M | 1.91 | 1 | 191.0 | 不明 | 1.8 | 7-21 | 8-16 | RF | 32,500 | |
166MH | 1.98 | 1 | 198.0 | 不明 | 2.0 | 10-30 | 10-20 | F | 35,500 | |
1610M | 2.08 | 1 | 208.0 | 不明 | 1.8 | 7-21 | 8-16 | RF | 36,000 | |
1611M+ | 2.11 | 2 | 180.2 | 不明 | 2.0 | 7-28 | 8-20 | F | 37,000 | |
172H | 2.18 | 2 | 186.2 | 不明 | 2.2 | 12-42 | 12-25 | MAX 5 | F | 39,500 |
173MH | 2.21 | 2 | 189.2 | 不明 | 2.0 | 10-30 | 10-20 | RF | 39,500 | |
174H-L | 2.24 | 2 | 190.2 | 不明 | 2.4 | 10-56 | 12-25 | MAX 5 | RF | 41,000 |
18ポイズンアドレナ スピニングモデル
品番 | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ルアー(g) | ライン(lb) | ライン(号) | テーパー | 価格(円) |
261SUL-S | 1.85 | 1 | 185.0 | 不明 | 0.9 | 1-5 | 2-4 | FF | 35,000 | |
264UL | 1.93 | 1 | 193.0 | 不明 | 1.5 | 2-7 | 2.5-5 | FF | 34,000 | |
266L | 1.98 | 1 | 198.0 | 不明 | 1.5 | 3-10 | 3-6 | F | 35,500 | |
267ML | 2.01 | 1 | 201.0 | 不明 | 1.6 | 4-12 | 4-8 | MAX 1.5 | RF | 37,000 |
ガイドは「ステンレスフレーム+SiCリング」。リールシートは「パーフェクションシートSS」から、新たに「パーフェクションシートXT」へと変更になっています。
ポイズンアドレナ 2018年モデルの発売日は2018年3月頃を予定しているようです。
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ポイズンアドレナ 2ピース 2018年モデル
ジャッカル×シマノ「ポイズン」シリーズで唯一、センターカット2ピースモデルがラインナップされている「ポイズンアドレナ」。1ピースモデルと共に、センターカット2ピースモデルも2018年にフルモデルチェンジを果たします。
3年の時を経てモデルチェンジとなる「18ポイズンアドレナ センターカット2ピース」は、1ピースモデル同様にスパイラルXコア、ナノピッチ、フルカーボンモノコックグリップ、パーフェクションシートXTなどの最新の技術を惜しみなく採用。
しかしながら、単純に2ピースにしただけではありません。
1ピースモデルに採用されている技術の中で、唯一アルティメットブランクスデザインが採用されていない「18ポイズンアドレナ センターカット2ピース」は、ワン&ハーフが特徴的な「ワールドシャウラ」がそうであるように、前モデルの「ポイズンアドレナ センターカット2ピース」がそうであったように、バットセクションとティップセクションごとに最適な素材をセレクト。
ワールドシャウラがバットセクションには高弾性カーボン、ティップセクションには(低)中弾性カーボンを採用しているように、「18ポイズンアドレナ センターカット2ピース」もまた2ピースである利点を最大限活かしたロッドになっています。
ポイズンアドレナ 2ピース 2018年モデルのスペック・発売日
18ポイズンアドレナ(2ピース) ベイトキャスティングモデル
品番 | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ルアー(g) | ライン(lb) | ライン(号) | テーパー | 価格(円) |
166ML-2 | 1.98 | 2 | 101.5 | 不明 | 1.8 | 5-15 | 7-14 | RF | 36,000 | |
1610M-2 | 2.08 | 2 | 106.5 | 不明 | 1.8 | 7-21 | 8-16 | RF | 36,500 | |
172H-2 | 2.18 | 2 | 111.5 | 不明 | 2.2 | 12-42 | 12-25 | MAX 5 | F | 40,000 |
18ポイズンアドレナ(2ピース) スピニングモデル
品番 | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ルアー(g) | ライン(lb) | ライン(号) | テーパー | 価格(円) |
264UL-2 | 1.93 | 2 | 99.0 | 不明 | 1.4 | 2-7 | 2.5-5 | FF | 34,500 | |
266L-2 | 1.98 | 2 | 101.5 | 不明 | 1.4 | 3-10 | 3-6 | F | 36,000 | |
276M-2 | 2.29 | 2 | 117.7 | 不明 | 1.6 | 5-15 | 5-10 | MAX 1.5 | RF | 40,500 |
ポイズンアドレナ センターカット2ピース 2018年モデルの発売日は、1ピースモデルより少し遅い2018年5月頃を予定しているようです。