今回はリザード系ワームがなぜ釣れるのか?なぜアメリカでは定番ルアーになり得たのか?加藤誠司プロが導き出した1つの答え――Jackall(ジャッカル)発のリザード系ワーム「SCISSORD7"(シザード 7インチ)」を、水中アクションや使い方がわかる解説動画と共に紹介します。
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ジャッカル「シザード 7"」
日本ではあまり馴染みがない、人気がないルアーながら、アメリカでは定番ルアーの1つとして君臨する「リザード系ワーム」。なぜアメリカでは定番ルアーになり得たのか?なぜ釣れるのか?
バスフィッシングの本場アメリカのトーナメントへの挑戦を続ける”ジャッカル会長”加藤誠司プロが導き出した答え――アメリカではマイクロベイトパターン攻略にリザード系ワームが用いられており、そのことからブラックバスはリザード系ワームを”リザード(とかげ)”という1つの個体ではなく、小さな波動の集まり――”小さなベイトフィッシュの群れ”として認識し、捕食しているのではないか?ということでした。
そして、そんな加藤誠司プロが導き出した答えから生まれたルアーが「シザード 7"」です。ちなみにルアーネームのシザードとは、ジャッカルの人気ルアーの1つ「シザーコーム」と「リザード」を掛け合わせたもののようです。
シザードはそのルアーネームが示すように、「シザーコーム」譲りの4対の腕――”シザーハンド”に、”大きなカーリーテール”を装備(画像はシザーコーム)。
シザードはプルプルとレスポンス良く震えるそのシザーハンドが弱い波動を発生させ、ベイトフィッシュの群れを演出し、ブルンブルンと水をかく大きなカーリーテールがシザーハンドとは違う強い波動を生み出し、強弱の異なる複雑な波動でバスにアピールしてくれるそうです。
なので、リザードとして使うよりもベイトフィッシュの群れとして意識して使うと良い釣果に結びつくかもしれません。
サイズは全長7インチ、重さ(自重)は不明。同じシザーハンドを装備するシザーコームの最大サイズとなる6インチと比べて、ただ長いだけじゃなくボリューム面でも圧倒するサイズになっています。今後ダウンサイズモデルの登場もありそうなサイズでもあります(笑)いや、このボリュームも群れの演出に寄与していて、このサイズじゃなきゃって可能性もあるかもしれませんが。
それでは、シザード7"の水中アクションや特徴などがわかる動画を見てみましょう。
シザード7"の特徴・使い方を解説
シザードの生みの親である加藤誠司プロがその威力、特徴、使い方を解説してくれる動画です。水中アクションもあり!
こちらはシザーコームの生みの親である川島勉プロが、その遺伝子を受け継ぐようなワーム「シザード」の特徴・使い方を解説してくれる動画です。
シザードのオススメリグ・使い方
小さなベイトフィッシュの群れを意識し、スイミングでの使いやすさを考えたルアーになっているという「シザード」。
そのため、基本的な使い方としてはただ巻きで良さそうです。オススメのリグとしてはジグヘッドリグ、テキサスリグ、直リグ、キャロライナリグ、フリリグ(フリーリグ)など。ラバージグのトレーラーとして使っても面白いかもしれませんね。
シザード7"の推奨フック・フックサイズ
長さとボリュームがあるシザード7"の推奨フック・フックサイズは「オフセットフック #4/0」もしくは「オフセットフック #5/0」になるそうです。
推奨フック | 推奨フックサイズ |
オフセットフック | #4/0・#5/0 |
シザードのカラー
シザードのファーストカラーラインナップは8色。
- グリーンパンプキンペッパー
- SKグリパン/パール
- グリパン/チャート
- コーラルブルー/ライトコーラ
- プリズムシャッド
- SKダークサンダー/クリアーシルバー
- ワカサギパール
- アカハライモリ
カラーネームの頭に”SK”が付くカラーは、加藤誠司(=Seiji Kato)プロのオススメカラーでしょうかね?
個人的には色んなワームのテールをチャートにするのにハマっているので、それ用にグリーンパンプキンペッパーと、赤系カラーが好きなのでコーラルブルー/ライトコーラあたりが欲しいですね。
シザードのスペック・発売日
製品名 | シザード 7" |
全長 | 7インチ |
入数 | 5 |
価格 | 880円 |
ジャッカル「シザード 7"」の発売日は2017年10月下旬頃を予定しているようです。
リザード系ワームが好きな人はもちろん、あまり使ったことがないという人も、ジャッカルが送るリザード系ワーム「シザード 7"」でビッグバスを攻略してはいかがでしょうか?