(恐らく)バイオマスターの後継機にあたるスピニングリールとしてサプライズ登場した「STRADIC(15ストラディック)」に歓喜した2015年5月末~。
まだその興奮冷めやらぬ2015年7月初旬、シマノもう1つの隠し玉――――世界基準のNEWベイトリール「15 CITICA(15シティカ)」が新登場です!
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シマノ「15シティカ」
シマノが世界基準のタフネスリールとして新たに投入してきたベイトリールが「15シティカ」です。
シティカ、あまり聞き慣れない名前ですよね?でも、どこかで見たことないですか?既視感がありませんか?
そうです。14スコーピオンのUS版?となる15クラドとそっくりなんです。
15シティカは15クラドとどこが違う?
15クラドの2Pカラーかというくらいよく似ている15シティカ。外見だけでなくSVSインフィニティなどの採用されている技術や自重、最大巻取長、ハンドル長などのスペックもほぼ同じです。
X-SHIP
S3Dスプール
SVSインフィニティ
アルミフレームボディ(HAGANEボディ)
超高強度真鍮大径ドライブギア
そんなそっくりな15クラドと15シティカ。どこが違うのでしょうか?
カラー
まず真っ先に目に付くのが15クラドの2Pカラー……いや、14スコーピオンのことを考える3Pともいえるカラーです。
15クラドのボディとハンドルがシルバーカラーであるのに対し、15シティカのボディカラーはガンメタ、ハンドルはブラックとなっています(ハンドルノブも違うかも)。
また15クラドのスプールとハンドルナットがブラックであるのに対し、15シティカのスプールとハンドルナットはゴールドとなっています。スプールの素材は共にアルミ(のはず)。
ベアリング
次にカラー以外で異なるのはボールベアリングの種類です。ベアリングの数自体は同じ。
15クラドには3つのS-ARBが採用されているのに対し、15シティカに採用されているS-ARBは0です。
HAGANEボディ
そして最大の違いとなるかもしれないのがHAGANEボディの存在です。
高剛性・高耐久が売りの1つである15クラドはもちろんHAGANEボディです。しかし、15シティカの(日本シマノの)ページにはHAGANEボディの表記がありません。現時点では。
しかし、USシマノの15シティカのページにはしっかりとHAGANEボディであると記載されています。
どちらが正しいのかはわかりません。どちらかが修正されることになるかもしれませんし、放置されるかもしれません。もしかしたら日本の15シティカとアメリカの15シティカは仕様が異なるのかもしれません。
でも15シティカに採用されているアルミボディはHAGANEボディではないのかな?と。
価格
非常に似た外見とスペックをしている15クラドと15シティカ。しかし、価格差がそこそこあります。
15クラドが25,000円であるのに対し、15シティカは4,000円も安い21,000円となっています。実売価格なら1万円台前半~。
X-SHIPやSVSインフィニティといったシマノベイトリールを代表する技術が採用されながら、そんな価格で買えるなんて!リールの進歩は凄いですね!
15シティカのスペック
発売は2015年7月……絶賛発売中です!
ベイトリール最初の1台として、入門機として「15シティカ」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?