シマノ軽量ベイトキャスティングリールの代名詞的リールである「09アルデバランMg」から6年、ベイトフィネス専用リールとして追加されたアルデバランの派生モデル「12アルデバラン BFS XG」から3年――。
2015年モデルチェンジを果たし、シマノ「15 ALDEBARAN(15アルデバラン)」がお目見えです!
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15アルデバラン50(51)
2015年新発売となる15アルデバランには、ギア比6.5:1のアルデバラン50(51)とギア比7.4:1のアルデバラン50HG(51HG)の2種類がラインナップされています。
これは09アルデバランMgより高いギア比ではありますが、ベイトフィネス専用機である12アルデバラン BFS XG(8.0:1)よりは低い設定となります。
当然、ベイトフィネス対応リールとして使用することは出来るでしょうが、後々12アルデバランBFSのような更にギア比の高い、ベイトフィネスに特化した派生モデルの登場もあるかもしれません。
自重
15アルデバランの自重はなんと驚異の135g!これは現行シマノベイトキャスティングリール最軽量となる「12アルデバラン BFS XG(自重145g)」より更に10gも軽い数字となります。「09アルデバランMg」からでは20gも軽量化されています。
更にダイワの現行ベイトキャスティングリール最軽量となるSS SV(150g)よりも15gも軽い!
現行シマノバスロッド最軽量となるポイズンアルティマ162L-S(自重85g)と組み合わせれば220gです!12アンタレス1台(225g)よりも軽く、ライトゲーム用の超軽量タックルと遜色ない重さのタックルができあがり!
CI4+
15アルデバランは軽量化するにあたって、非常に軽量でありながら高い剛性と耐久性を謳ったシマノのカーボン素材CI4+をサイドプレートに採用したそうです。
09アルデバランMgは軽量でありながら、菊元俊文プロがジグ用ロッドに装着するほど剛性面にも優れたリールでした。果たして15アルデバランはどうなんでしょうか?気になるところです。
ちなみにベイトキャスティングリールとしては初めてCI4+を纏まった14クロナークCI4+はサイドプレートだけでなく、フレームにも採用されています。
スプール
スプールサイズはこれまでと同じ32mm。糸巻き量が10lb-100m、12lb-80mとなっており、09アルデバランMg(12lb-100m)よりも浅溝スプールになっているようです。軽量化もされているかもしれません。ただ、12アルデバランBFSや夢屋のBFSスプールほどは浅溝ではありません。
スプールは2014年発売の3機種(カルカッタコンクエスト/クロナークCI4+/スコーピオン)同様にS3Dスプールかなと思います。
ブレーキシステム他
ブレーキシステムは不明ですが、DCではない以上SVSインフィニティだとは思います。もしかしたら15アルデバラン用に若干の改良が加えられているかもしれなせん。
12アンタレス以降ベイトリールでも当たり前となったX-SHIPは採用されているようです。
スペック&価格
- 製品名
- 15アルデバラン50(51)/50HG(51HG)
- ギア比
- 6.5/7.4
- 自重
- 135g
- ドラグ力
- 4.5kg
- 糸巻量
- 10-100、12-80(lb-m)
- ベアリング
- 9/1
- 価格
- 44,000円
価格は44,000円。09アルデバランMgからは3,000円アップとなりますが、6年ぶりのモデルチェンジですからそんなに高くなった!という感じはあまりありません。
09アルデバランMg、12アルデバランBFSともに「*印」がなかったことを考えると恐らく15アルデバランも付いていないと思われます。なので、実売価格は2万円台後半くらいかなと思います。
発売は右ハンドルが2015年2月下旬、左ハンドルが4月下旬頃を予定しているそうです。
強く握ると壊れてしまうんじゃないかと思うほどの軽さ――15アルデバラン楽しみです!