モノコックボディを採用し、衝撃のデビューとなるダイワ汎用スピニングリールのフラッグシップモデル「18イグジスト」など、60周年という節目の年に相応しい期待のアイテムが揃う2018年のDAIWA(ダイワ)。
今回はそんな18イグジストなどと共にダイワの60周年を彩るアイテム――DAIWA(ダイワ)の60周年を記念して、2018年限定発売となる特別仕様のルアーロッドと、買い逃さないためにやっておきたいことを紹介します。
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ダイワ60周年限定特別仕様ルアーロッド
ダイワの60周年を記念してリリースとなる特別仕様のルアーロッドは4機種。
- シーバス:モアザンブランジーノAGS「94ML 60th Edition - マッチザバイトカスタム94」
- エギング:エメラルダス STOIST AGS「84M 60th Edition」
- ブラックバス:スティーズ「681MLFS-SV AGS 60th Edition - キングボルト」
- ブラックバス:ハートランド「802MHFB-SV AGS 60th Edition - 震斬BIWAKO SPEC.ベイトキャスティングAGS」
シーバス、エギング、ブラックバスといった各ターゲット、各カテゴリーを代表するロッドシリーズの中から、特に人気の高いロッドがダイワ60周年限定特別仕様モデルとしてセレクトされています。
それでは、各ロッドの特徴をオリジナルロッドと比較しながら見ていきましょう。
モアザンブランジーノAGS 60周年限定特別仕様モデル「94ML 60th Edition - マッチザバイトカスタム94」
モアザン史上最高の軽さと感度を実現したモアザンエキスパートAGSと双璧をなすダイワシーバスロッドのフラッグシップモデルにして、ランカー特化型モデルとなる「モアザンブランジーノAGS」。
そんなモアザンブランジーノAGSの中から60周年を記念する特別仕様モデルのベースとして選ばれたのが、「モアザンブランジーノAGS 94ML・J マッチザバイトカスタム94」。湾奥のプリンスこと大野ゆうきさんプロデュースの人気モデルです。
60周年限定特別仕様モデルとなる「モアザンブランジーノAGS 94ML 60th Edition」は、新たに新素材&新形状の軽量ガイドフレーム「Rフレーム」と新型リング「コバルト合金製のCリング」と「シリコナイト製のNリング」を組み合わせた”次世代AGS”を新採用。
更に、その次世代AGSガイドの固定には、一般的に使用されるスレッド(糸)ではなく、強固に編み込んだカーボンクロスで固定する「CWS(カーボンラッピングシステム)」というダイワ独自の技術を採用。このCWSによってガイド周りが軽量化されるだけでなく、ガイドも強固に固定され、クラックにも強くなっているそうです。
また、コスメ・カラーもオリジナルモデルとな異なり、ブラック×レッドの特別仕様!スペシャルエディションとして限定発売され、即日完売した「モアザン エキスパートAGS 87LML」を彷彿とさせるものになっています。
スペック・発売日
製品名 | モアザンブランジーノAGS 94ML 60th Edition | モアザンブランジーノAGS 94ML・J |
全長 | 2.84m | 2.84m |
継数 | 2 | 2 |
仕舞寸法 | 146cm | 146cm |
自重 | 不明 | 148g |
先径/元径 | 1.8/10.9mm | 1.8/10.9mm |
ルアー | 7-35g | 7-35g |
ライン | 6-16lb | 6-16lb |
PEライン | 0.6-1.5号 | 0.6-1.5号 |
価格 | 78,000円 | 76,000円 |
モアザンブランジーノAGS 94ML 60th Editionの価格は78,000円。オリジナルモデルより2,000円高い価格設定となっています。
モアザンブランジーノAGS 94ML 60th Editionの発売日は2018年6月頃を予定しているようです。
エメラルダス ストイスト AGS 60周年限定特別仕様モデル「84M 60th Edition」
エギング界のカリスマ”ヤマラッピ”こと山田ヒロヒロさんプロデュースのエギングロッドとして、2016年夏にデビューとなった「エメラルダス ストイスト AGS」シリーズ。
軽さと感度に加えて”しなやか”を求め、ダイワが誇る超高密度SVFカーボンと東レのナノアロイテクノロジーを融合させた「SVSナノプラス」をあえて採用した新しいブランクスに、新素材&新形状の新しいガイドフレーム「Rフレーム」と新開発の軽量リング「コバルト合金製のCリング」と「シリコナイト製のNリング」を採用し、更なる軽量化を果たし、ヤマラッピを驚かせた新型AGSなどを搭載したダイワエギングロッドのフラッグシップモデルです。
ヤマラッピ曰く「(エメラルダス ストイストAGSは)最先端の”エギング”ロッドではなく、最先端のルアーロッド」。
そんな最先端のルアーロッド「エメラルダス ストイスト AGS」シリーズから、ダイワ60周年を記念した特別仕様モデルのベースとして選ばれたのが「エメラルダス ストイスト 84M」です。
「エメラルダス ストイスト 84M」は、10フィート8インチの超ロングレングスモデルやソリッドティップ(S)、スーパーメタルトップチューブラー(SMTT)を搭載したモデルなど、少し癖のあるシリーズの中で、シーズン問わず、状況を問わず使える、使い手を選ばないスーパーオールラウンドモデルであり、ヤマラッピプロデュースモデルとして圧倒的人気を誇った「エメラルダスEX AGS 84.5T」の後継機でもあります。
その84Mをベースに持つ「エメラルダス ストイスト 84M 60th Edition」は、ガイド自体はオリジナルモデルと恐らく同じ次世代AGSを採用。しかし、ガイドラッピングがモアザンブランジーノAGSの60周年限定特別仕様モデルと同じく、カーボンクロスを用いた「CWS(カーボンラッピングシステム)」に。
また、モアザンブランジーノAGS同様に、特別仕様のカラーが採用されており、オリジナルのブラック×エメラルドグリーンから、「モアザンブランジーノAGS 94ML 60th Edition」よりも更にレッドが映える、”レッドモンスター”と呼ばれるモンスターアオリイカを意識したようなカラーのロッドとなっています。
シマノのエギングロッド「セフィア」シリーズと言われても違和感ないような(笑)
スペック・発売日
製品名 | エメラルダス STOIST AGS 84M 60th Edition | エメラルダス STOIST AGS 84M |
全長 | 2.54m | 2.54m |
継数 | 2 | 2 |
仕舞寸法 | 131cm | 131cm |
自重 | 不明 | 105g |
先径/元径 | 1.3/10.4mm | 1.3/10.4mm |
ルアー | 2.5-4.0号 | 2.5-4.0号 |
PEライン | 0.4-1.0号 | 0.4-1.0号 |
価格 | 70,000円 | 68,000円 |
ダイワの60周年を記念して限定発売となる「エメラルダス ストイスト 84M 60周年記念モデル」の価格は70,000円。オリジナルモデルよりも2,000円高い価格設定となっています。
発売日は2018年7月頃を予定しているようです。
スティーズ60周年限定モデル「681MLFS-SV AGS 60th Edition - キングボルト」
昨年、ダイワバスロッドの最高傑作となる「スティーズ レーシングデザイン」が登場するまで、ダイワバスロッドの最高峰に位置し、ウェアウルフなどの人気ロッドを生み出してきた「STEEZ(スティーズ)」シリーズ。
そんなスティーズシリーズからリリースとなる60周年限定特別仕様モデルが「スティーズ 681MLFS-SV AGS 60th Edition - キングボルト」です。
「スティーズ 681MLFS-SV AGS 60th Edition - キングボルト」は、感度に定評のあった「06キングボルト」よりも更に高弾性化し、更なる軽さと感度を手に入れた世界の並木こと並木敏成プロ監修のバーサタイルスピン「17キングボルト」をベースに、日本生まれのスティーズシリーズとしては初となるAGS―軽量・高感度な「次世代AGS」を新採用。
操作性と感度に磨きを掛けたスピニングロッドとなっているようです。
ただし、モアザンブランジーノAGSとエメラルダス ストイストAGSの60周年限定モデルとは異なり、「CWS(カーボンラッピングシステム)」は採用されていません。
スペック・発売日
製品名 | スティーズ 681MLFS-SV AGS 60th Edition | スティーズ 681MLFS-SV |
全長 | 2.03m | 2.03m |
継数 | 1 | 1 |
仕舞寸法 | 203cm | 203cm |
自重 | 不明 | 97g |
先径/元径 | 1.7/10.9mm | 1.7/10.9mm |
ルアー | 1/16-3/8oz | 1/16-3/8oz |
ライン | 4-8lb | 4-8lb |
価格 | 84,000円 | 69,000円 |
「スティーズ 681MLFS-SV AGS 60th Edition - キングボルト」の価格は84,000円。オリジナルモデルよりも15,000円高い価格設定になっています。オリジナルモデルにAGSが搭載されていたモアザンブランジーノAGSやエメラルダス ストイストAGSとは違って、価格差が大きいですね。
「スティーズ 681MLFS-SV AGS 60th Edition - キングボルト」の発売日は2018年4月頃を予定しているようです。
ハートランド「802MHFB-SV AGS 60th Edition - 震斬BIWAKO SPEC.ベイトキャスティングAGS」
スティーズシリーズとは方向性が異なる、天才・村上晴彦さんプロデュースの最高峰のバスロッド「ハートランド」シリーズ。
そんなハートランドシリーズから60周年限定特別仕様モデルとしてリリースとなるのが、限定モデルの中でも異色のモデルとなる「ハートランド 802MHFB-SV AGS 60th Edition - 震斬琵琶湖スペック.ベイトキャスティングAGS」です。
「ハートランド 802MHFB-SV AGS 60th Edition - 震斬BIWAKO SPEC.ベイトキャスティングAGS」の何が異色かというと、802MHFB-SV AGS 60th EditionはベイトキャスティングAGSという名前が示すようにベイトロッドなのですが、ベース?となる震斬BIWAKO SPECはなんとスピニングロッドなのです!
他の限定モデル達がオリジナルからガイドやガイドラッピング、カラーなどを特別仕様にしてきたのに対して、「ハートランド 802MHFB-SV AGS 60th Edition」はガイドとカラーだけでなく、唯一スピニングロッドからベイトロッドへと大きく変貌を遂げたロッドになっています。
ただし、琵琶湖の浜から遠投するためのロッド――琵琶湖専用超遠投ロッドであることに変わりはありません。
ガイドはチタンフレーム+SiCリングから、他の限定モデル達と同じように次世代AGS(Rフレーム+Cリング・Nリング)。ブランクスとグリップ周りは60周年記念カラーとも言えるレッドカラーが映える特別仕様。ハートランド20周年記念モデル「772MFS-SV AGS17 - 震斬77AGS」を彷彿させる仕様かもしれません。
スペック・発売日
製品名 | ハートランド 802MHFB-SV AGS 60th Edition | ハートランド 802MHFS-SV13 |
全長 | 2.44m | 2.44m |
継数 | 2 | 2 |
仕舞寸法 | 126cm | 126cm |
自重 | 不明 | 140g |
先径/元径 | 1.8/12.9mm | 1.8/12.9mm |
ルアー | 3/16-3/4oz | 3/16-3/4oz |
PEライン | 0.8-2.0号 | 0.8-2.0号 |
価格 | 85,000円 | 70,000円 |
琵琶湖専用超遠投ロッド「ハートランド 802MHFB-SV AGS 60th Edition - 震斬BIWAKO SPEC.ベイトキャスティングAGS」の価格は85,000円。
発売日は2018年4月頃を予定しているようです。
買い逃さないためにやっておきたいこと
2018年4~7月頃の発売を予定しているダイワの60周年を記念した限定ロッド達。しかし、何の手続きもせず、発売されたかなと2018年4~7月頃に釣具屋へ行っても、購入できる可能性はかなり低いかもしれません。
なぜなら、「ダイワ60周年限定特別仕様モデル」は申込期間が設けられた受注生産モデルになるからです。
もしかしたらキャンセル分が出て、奇跡的に予約なしで購入できる可能性もあるかもしれませんが、欲しいと思っている方は確実に手に入れるためにも申込期間中に、ダイワ商品を取り扱っている販売店にて申し込んでおきましょう!
申込期間 | 2018年1月19日~2018年2月28日まで |
注文数によっては発売を予定している時期よりも遅くなる場合もあるようですので、予定通りに入手したいと思っている方は早めに申し込んでおいた方が良いでしょう。
ただし、ハートランド倶楽部が存在するロッド――「ハートランド 802MHFB-SV AGS 60th Editio」のみ注意が必要です。ハートランド倶楽部会員の方は他のモデル同様に2018年1月19日から申し込むことが可能ですが、会員以外の方は2018年2月13日以降申し込み受け付け開始となります。
DAIWA : MORETHAN BRANZINO AGS 94ML 60th Edition
DAIWA : EMERALDAS STOIST AGS 84M 60th Edition
DAIWA : STEEZ 681MLFS-SV AGS 60th Edition
DAIWA : HEARTLAND 802MHFB-SV AGS 60th Edition