バス釣り用ルアー

フラップクローはエスケープツインを超えるか!?重さ等を比較!エバーグリーンFACT発

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フラップクローはエスケープツインを超えるか!?重さ等を比較!エバーグリーンFACT発_006

ノリーズ「エスケープツイン」のパクリではないか?という声が聞かれていた、エバーグリーン FACT(ファクト)ブランドの新作ルアー「flopclaw(フラップクロー)」

今回はそんなフラップクローを水中アクション動画やエスケープツインと比較しながら紹介します。

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エバーグリーン ファクト「フラップクロー」

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ブラックバスを釣るために、トーナメントで勝つために必要だと判断すれば、ロッドだろうがルアーだろうが自分の手で作ってしまう拘りの人――福島健プロ。

そんな福島健プロの拘りのアイテムを展開するエバーグリーンのファクトブランドから、待望の新発売となった実戦型クローワーム「フラップクロー」

最大の特徴は高密度かつ高比重のソルトマテリアルを採用したという1対の爪――肉厚なパドルです。このボディと変わらない長さを持ち、ボディよりも重く、重厚感のあるパドルが、強く水を押し、強い波動を生み、福島健プロがフラップクローに求めた倒れ込んだときのズシンッとくるアクションを演出することを可能にしています。

flop
【自動】
バタバタ動く、ドスン[ドサリ・ドサッ]と落ちる、ドサッと座る、バタン[バタッ]と倒れる、突然崩れる

引用:英辞郎 on the WEB:アルク

つまり、フラップクローは名は体を表すルアーとなっているわけです。

また、パドルはアシンメトリーな形状にしたことによって低重心化され、ボトムでの姿勢が安定し、横倒れせず、常にフックが上を向いた状態をキープすることができるようです。

ボディ部はオフセットフックをセットしたときに、針先を埋めることができるような形状かつ、バイト時にはフッキングを邪魔しないように”くびれ”が設けられており、スナッグレス性能とフッキング性能の両立を実現。

フラップクローはエスケープツインのパクリなのか?

福島健プロがトーナメントで勝つために欲したルアー「フラップクロー」。2016年のフィッシングショーに出展されたときから、囁かれ続けてきた声があります。

それは「フラップクローはエスケープツインのパクリではないか?」ということ。

フラップクローはエスケープツインを超えるか!?重さ等を比較!エバーグリーンFACT発_003

製品名 フラップクロー エスケープツイン
全長 4インチ 4-1/2インチ
入数 5 5
価格 900 710(FECO:810)

真相は作った福島健プロとエバーグリーンに聞いてみないとわかりませんが――例えパクリだったとしても「パクリました!」とは言わないでしょうけど(笑)――、パッと見、似ていることは確か。影響を受けていることも間違いないでしょう。

なぜなら、福島健プロは”エスケープツイン”の愛用者であり、福島健プロが優勝した2012年のJB TOP50最終戦(霞ヶ浦)のキーとなったルアーは”エスケープツイン”だったのですから。

2012jbtop50_5th_fukushima

引用:2012年JBトップ50第5戦がまかつCUP上位のフィッシングパターン

タックルSet2に書かれている”ホッグ系ワーム”とはエスケープツインのこと。

それでは、フラップクローとエスケープツインの水中アクションを動画で見てみましょう。

フラップクローとエスケープツインの水中アクションを動画で比較

続いて、フラップクローとエスケープツインの水中アクションを動画で比較してみましょう。

フラップクローの水中アクション動画

 

エスケープツインの水中アクション動画

ツインパドルのアクションの柔らかさや大きさはエスケープツインの方が優れているように見えます。しかし、オフセットフックをセットしたときのボトムでの姿勢や安定感は、フラップクローの方が優れているように見えます。

この安定感こそフラップクローのアシンメトリーな爪の効果――

下部を大きく厚くデザインすることで低重心化し浮き上がりを、また、フックシャンクと左右の爪のワイドな底面がボトムに接することで横倒れを抑制。

なのでしょう。

フラップクローとエスケープツインの重さを比較

4インチと4.5インチと形状だけでなく、大きさも似ているフラップクローとエスケープツイン。重さはどうなっているのでしょうか?

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まずはノリーズ「エスケープツイン 4.5インチ」。重さを計測してみると約11.3g

nories_escapetwin_003
パーツごとに計測するとボディ部が約4.6g爪(ツインパドル)が約6.7gでした。エスケープツインの爪はボディの約1.46倍の重さを有しているようです。

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続いてエバーグリーン「フラップクロー」。福島健プロのサイトを参考にするとフラップクローの重さ(自重)は約14g~少々。エスケープツインよりも若干短いようですが、自重は重くなっています。

フラップクローをパーツごとに計測するとボディが約5.2g、フラップクローに求めたアクションを出すために拘った肉厚な爪が約9g程度となるようです。つまり、フラップクローの爪の重さはボディの約1.73倍に相当し、エスケープツインよりも爪の割合が大きくなっているようです。そのため、非常にキャストしやすいようです。

製品名 フラップクロー エスケープツイン
全長 4インチ 4-1/2インチ
爪の重さ 約9g 約6.7g
ボディの重さ 約5.2g 約4.6g
総重量 約14.2g 約11.3g

これが両者のアクションの違いを生む1つの要素なのかもしれません。

フラップクローのカラー

フラップクローのファーストカラーラインナップは10色。

  • グリーンパンプキン・BK
  • ブラック/レッドクロー
  • スカッパノン
  • マッディークロー
  • リバーシュリンプ
  • モエビ
  • コザリ
  • ライトグリパン・BL
  • フロッグ
  • グリパン/ブルークロー

BK=ブラック
BL=ブルー

10色のうちブラック/レッドクロー、マッディクロー、フロッグ、グリパン/ブルークローの4色は、底面のカラーが異なる仕様となっています。

個人的にはスカッパノン、フロッグあたりが欲しいですね。

フラップクローのスペック

製品名 フラップクロー
全長 4インチ
入数 5
価格 900円

2017年4月下旬~5月上旬の発売を予定していたフラップクローは、予定通り絶賛発売中です。

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